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君に降る白 ダリア文庫
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君に降る白 ダリア文庫

朝丘戻。【著】

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君に降る白 ダリア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フロンティアワークス
発売年月日 2009/08/20
JAN 9784861343537

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商品レビュー

4.4

17件のお客様レビュー

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2019/07/24

古本屋と夜のお店で働く芹田藍と、白シャツ白靴下が好きな変態会社員成瀬恵一の、どこまでも切なくて苦しくて、どこまでも優しくて愛しいお話でした。 この物語を読んで、自分にも大切にしたいのに突っぱねてしまう優しさが身近にあることに気付き、「ありがとう」の言葉でさえ簡単に伝えられない人...

古本屋と夜のお店で働く芹田藍と、白シャツ白靴下が好きな変態会社員成瀬恵一の、どこまでも切なくて苦しくて、どこまでも優しくて愛しいお話でした。 この物語を読んで、自分にも大切にしたいのに突っぱねてしまう優しさが身近にあることに気付き、「ありがとう」の言葉でさえ簡単に伝えられない人がいることに気付きました。 読んでる間、胸がチクリと痛かった。 少しだけ二人の気持ちと重なって苦しかった。 藍の「僕と会っても、楽しくないですよ」という一言に「それは俺が決めることだろ」と返した野宮さんが凄く好きです。 佐藤店長は二度と藍の前に現れないでほしい。 藍が成瀬さんを好きだと気付いたのは、一体いつだったんだろう。気付いた時にはもう好きだったんだろうな。 朝丘戻作品は、やっぱり心が動かされて好きです。 大切に綴ってくれている文章を、私も大切に読みたいと思える作品ばかりで。あ、一箇所だけ文字が足りないところを見つけてしまったのも、大切に読んでいるからこそ。 この調子で全作品、読破したいです!

Posted by ブクログ

2016/12/31

藍はなぜそこまで自分を大事に出来ないのだろうかと思わずにいられないのですが、ひとえに愛情に飢えていたことに尽きるんだろうなと……。 肉体労働のアルバイト、と流されるままゲイ向けのデリヘルで働き、加虐心を擽る佇まいゆえにおもちゃのように弄ばれることを「あたりまえ」と受け流していた...

藍はなぜそこまで自分を大事に出来ないのだろうかと思わずにいられないのですが、ひとえに愛情に飢えていたことに尽きるんだろうなと……。 肉体労働のアルバイト、と流されるままゲイ向けのデリヘルで働き、加虐心を擽る佇まいゆえにおもちゃのように弄ばれることを「あたりまえ」と受け流していた藍は自分をただ抱きしめて慈しむように触れてくれる成瀬に出会い、不器用で純粋で真っ直ぐな愛情に包まれていく。 成瀬だけでなく、オーナーも先輩もみんなで親身で優しいのに愛情に包まれて守られていることに気づけていないだよな、と。 不完全な人たちが不完全なまま気持ちを柔らかに溶かしていく朝丘ワールドでした。 静かに淡々と紡がれる感情のうつろいは純粋で真っ直ぐ、不器用でもどかしい。 いや、オーナーひどいやつでしたけど。 自分を大事にしてこなかった代償に「成瀬さんにはふさわしくない、汚れているから」と卑下するあたり、ダメだなぁ。まぁでも、気づくこと、愛せることは尊いことだよ。 詩的でふわふわ柔らかな文章は時折キラリと優しく光るフレーズ、水彩画のように繊細な淡い描写が優しい。 あと、わたしも「藍クン」は好きじゃないな…。 ちょっと可愛すぎてところどころがムズムズする文体ではあったなーと。 ところで藍は古本屋バイトでなぜ1LDKに住めるんだ。時給いくらだよ。

Posted by ブクログ

2013/11/03

これを読む前に「あめの帰るところ」を読んだのですが、どちらも相手を思う気持ちが切なく、綺麗すぎて、読んでいて辛くなります。 そして、どちらも相手がいるからこそ人として生きていける不可欠な2人の話。 続けて読んだので、評価が★5つしかつけられませんでした。 あとで読んだら変わる...

これを読む前に「あめの帰るところ」を読んだのですが、どちらも相手を思う気持ちが切なく、綺麗すぎて、読んでいて辛くなります。 そして、どちらも相手がいるからこそ人として生きていける不可欠な2人の話。 続けて読んだので、評価が★5つしかつけられませんでした。 あとで読んだら変わるかもしれないのですが、しばらくは朝丘さんの世界に浸りたいので、その間はこの評価は変わらないでしょう。 溺れて切なくなって自分を綺麗にしていけると錯覚しながら読んでいきたいです。

Posted by ブクログ

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