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風の柩 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | 1970年代を背景に、男の生き様と女の愛を描いた小説。 現在、風化していく日本人の戦争の記憶。しかし、人々の記憶の片隅にまだ“戦後"が埋火のように残っていた70年代。引揚げ体験を持つ著者・五木寛之が、日本人と戦争をミステリアスに、そして時に幻想的に描いた。表題の他「さかしまに」「深夜美術館」「帝国陸軍喇叭集」など計四篇を収録。人1970年代を背景に、男の生き様と女の愛を描いた珠玉の四篇。 |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2009/08/06 |
JAN | 9784198930172 |
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風の柩
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3.5
4件のお客様レビュー
大昔に読んだ本で知ったおわら風の盆、今年行く予定なのでその前に読み返した。くたびれた中年男のアンニュイな雰囲気を感じられる。五木寛之の世界を感じられる。学生時代彼の作品を読み漁り、本棚一列が全部彼の本だったことがある。でも今図書館に行っても陳列されているのは数冊のみ。もはや流行作...
大昔に読んだ本で知ったおわら風の盆、今年行く予定なのでその前に読み返した。くたびれた中年男のアンニュイな雰囲気を感じられる。五木寛之の世界を感じられる。学生時代彼の作品を読み漁り、本棚一列が全部彼の本だったことがある。でも今図書館に行っても陳列されているのは数冊のみ。もはや流行作家ではないのか。寂しいものだ。深夜美術館はなかなかの力作。
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4本の短編集。 話の内容が戦後だったりするのですが 今でもありそうな話の流れ、でした。 人間の機微ですし、昔も今も変わりないな、と。 多少男女の地位というか、ありかたが違うくらいで。 どれもこれも、若干不思議なところで終了、でした。
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どこか儚い読後感を残す短編集。 越中八尾のおわら風の盆、いつか行ってみたいと思う 直接内容と関係無いのだが、戦後満州からの引き揚げを経験した著者の歴史観が底流に重たく流れている感じがした。
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