風の柩 の商品レビュー
大昔に読んだ本で知ったおわら風の盆、今年行く予定なのでその前に読み返した。くたびれた中年男のアンニュイな雰囲気を感じられる。五木寛之の世界を感じられる。学生時代彼の作品を読み漁り、本棚一列が全部彼の本だったことがある。でも今図書館に行っても陳列されているのは数冊のみ。もはや流行作...
大昔に読んだ本で知ったおわら風の盆、今年行く予定なのでその前に読み返した。くたびれた中年男のアンニュイな雰囲気を感じられる。五木寛之の世界を感じられる。学生時代彼の作品を読み漁り、本棚一列が全部彼の本だったことがある。でも今図書館に行っても陳列されているのは数冊のみ。もはや流行作家ではないのか。寂しいものだ。深夜美術館はなかなかの力作。
Posted by
4本の短編集。 話の内容が戦後だったりするのですが 今でもありそうな話の流れ、でした。 人間の機微ですし、昔も今も変わりないな、と。 多少男女の地位というか、ありかたが違うくらいで。 どれもこれも、若干不思議なところで終了、でした。
Posted by
どこか儚い読後感を残す短編集。 越中八尾のおわら風の盆、いつか行ってみたいと思う 直接内容と関係無いのだが、戦後満州からの引き揚げを経験した著者の歴史観が底流に重たく流れている感じがした。
Posted by
八尾の風の盆がみたくなった。新千歳で冨山空港は夕方4時の便しかない、と会社員風氏がなげいていた。お祭り向きじゃん。
Posted by
- 1