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アメリカの地下経済 ギャング・聖職者・警察官が活躍する非合法の世界
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 2009/08/03 |
JAN | 9784822247508 |
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アメリカの地下経済
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2009年刊。米国シカゴ市サウスサイド地区貧困地域の実情をレポートする。治安が維持されない生活が活写されるが、それは中世日本の自検断を現代米国に甦らせた感がある。ギャングが裏社会を支配するだけでない。地域全体の就業口の減少、収入減、貧困のため、ギャングは貧困層の生計にも関わり、市民は彼らの威圧・支配に否応なく直面する。警察による治安維持はほぼなく、役人・議員も手を離す。自力救済も困難な道を辿る中、聖職者が行う危険な役割。救済実践と正義希求との間で二律背反に直面する聖職者が果たすべき役割は何かが問われる。
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ありとあらゆることが淡々としていて、その質量に圧倒される。 もしこれが小説だとしたら、何巻になるんだろうね? アメリカの裏社会のイメージがずいぶんと変わる。(今の時代はまた異なるのだろうけどね) 多量のインタビューと調査により抽出された事象は、読んでいるだけですごいなぁ...
ありとあらゆることが淡々としていて、その質量に圧倒される。 もしこれが小説だとしたら、何巻になるんだろうね? アメリカの裏社会のイメージがずいぶんと変わる。(今の時代はまた異なるのだろうけどね) 多量のインタビューと調査により抽出された事象は、読んでいるだけですごいなぁ……と思います。が、読みきるのは中々たいへんでした。 読み応えがある!
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地名や人名は偽物だが、内容は本物。『0から考える経済学』でもとりあげられたこれまで経済学でもっぱら取り上げられてきた貨幣経済に取り込まれない、入れない『非合法経済』についてのルポタージュである。 ギャング・聖職者・警察・売春婦が複雑につながり合って形成される一大生態系を垣間見る...
地名や人名は偽物だが、内容は本物。『0から考える経済学』でもとりあげられたこれまで経済学でもっぱら取り上げられてきた貨幣経済に取り込まれない、入れない『非合法経済』についてのルポタージュである。 ギャング・聖職者・警察・売春婦が複雑につながり合って形成される一大生態系を垣間見ることができる。全体像がよくわからないのはその複雑さ異常によるだけでなく、非合法性によるのだろう。 いかにこの腐敗した社会を立て直すのか、という視点でも観ることができるのだろうが、私は今回『どうこの生態系が成立しているのか』に強い興味を持った。彼らは多くの場合貨幣を交換しているわけではない。その場しのぎのお手伝いなどの貸し借りが社会を成立させている。(これは日本社会もそうだろうが)。 あまりに複雑で、「こうしたらいいじゃん」とはとてもじゃないが言えない。パターナリスティックで個人的にそこまで好きじゃない日本の警察も、こうしてまがりなりにも機能していることに、あらためて感謝。おまわりさん、ありがとう。 <<ぬきがき>> 人は同じ環境にある人々,これからも一緒にいるであろう人々との長いつながりによっていまの仕事についているのである。
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