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がく×ぶる(3) スーパーダッシュ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/07/23 |
JAN | 9784086304979 |
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
変わる関係、変わらない血縁
前半-可夢偉、御影家にやって来て美千緒のアレルギーの真相究明に乗り出すの巻 可夢偉が御影家第2の妹になって『お兄さま』、『お姉さま』と呼ぶような超設定と超展開は本田作品ならではの「何でもアリ」なのでとやかく言わない。相応に話すべきでない(と思っている)ことを抱えているウテナとな...
前半-可夢偉、御影家にやって来て美千緒のアレルギーの真相究明に乗り出すの巻 可夢偉が御影家第2の妹になって『お兄さま』、『お姉さま』と呼ぶような超設定と超展開は本田作品ならではの「何でもアリ」なのでとやかく言わない。相応に話すべきでない(と思っている)ことを抱えているウテナとななみの心情描写と、ナガレの丸薬パワーで豹変した可夢偉が美千緒のお風呂とベッドに特攻するドキドキ展開がメイン。 中盤-野球部に入部した美千緒が甲子園への予選で大活躍?の巻 野球をよく知らない読者にはあまり面白くないかもしれない(作者は楽しんで書いている)試合の経過と結果。ピッチャーを務めるななみの超設定や試合が超展開なのは本田作品ならではの「何でもアリ」なので以下略。最後の最後に美千緒が勇気を振り絞って打席に立つものの理不尽な結果に。そして、こうした美千緒の活躍(?)がウテナやななみをますます悶々とさせている。 後半-爆発する想いと悪循環の巻 我慢の限界に達したウテナが美千緒のアレルギーの原因(と思っている)出来事を可夢偉に話し始める。このことでウテナの気持ちを可夢偉が知るところとなり、ななみにも伝わってしまう。各ヒロインが玉突き的に美千緒への想いを知ってしまう悪循環の中でウテナが自暴自棄に暴走し、どんでん返しな境遇に立たされたななみも途方に暮れる。これからどうなる?どうする?という何も解決していない状況で可夢偉(姉)の沙耶が出て来て新キャラも登場、美千緒達の通う学校が“第三”白泉学園という設定を活かした新展開の予兆を迎える結末である。 いわゆるハーレムな関係が辿るべき修羅場だが、お互いのことも大事にしようとする矛盾を抱えた切ないものである。シリアスではあるが本田作品らしい軽妙さも同居している。危険極まる場所へ連れて行かれた美千緒や御影家の今後が大変気になる引きを見せている。
DSK
家族萌えでイチャコラしているだけの、ドのつく変態ラノベでしたが、今巻では一気にシリアス寄りに振り向けてきました。ただし、急ハンドルすぎてスピンしてしまった感もあるのですが。 美千緒たちの母・真理亜が、可夢偉を御影家にホーム・ステイさせると言い出します。いきなり美千緒と一つ屋根の...
家族萌えでイチャコラしているだけの、ドのつく変態ラノベでしたが、今巻では一気にシリアス寄りに振り向けてきました。ただし、急ハンドルすぎてスピンしてしまった感もあるのですが。 美千緒たちの母・真理亜が、可夢偉を御影家にホーム・ステイさせると言い出します。いきなり美千緒と一つ屋根の下で暮らすことになり、すっかり舞い上がってしまう可夢偉でしたが、そんな彼女を見かねて、ナガレは服用した人に気が大きくなる効果をもたらすという薬・強心丸を手渡します。ところが、ドジっ娘の可夢偉は飲む分量を間違えてしまい、御影家で大暴走してしまうことに。 一方、女性アレルギーが再発した美千緒は、それでもななみとの約束を果たそうと野球部に入ることを決意します。しかし、女性に注目される試合になると、美千緒は本来の超人パワーを発揮することができません。やがて夏の地方予選大会が始まり、第一回戦で甲子園常連の強豪校・サタニックマジェスティーズ学園と対戦することになります。対する白泉学園野球部の先発はななみ。美千緒はななみの力投に答えたいという気持ちはあるものの、なかなか代打として大勢の注目を浴びる決断がつきません。ようやく代打として最後の打席にたった美千緒は、センターに打球を放つものの、一塁にたどり着く前に体力を使い果たし、倒れてしまいます。こうして、白泉学園の夏は終わります。 試合後、仲が良かったはずの御影家のメンバーの間に、しだいに亀裂が深まっていきます。ウテナは、美千緒の女性恐怖症の原因となった8年前の事件を思い出し、もはや御影家にいるわけにはいかないと考えます。一方、ウテナが本当は美千緒と自分の従姉だと知ったななみは、ウテナに美千緒を盗られてしまうのではないかと疑心暗鬼に陥ります。可夢偉もまた、美千緒のことが好きという自分の気持ちをはっきりと意識することになります。崩壊してゆく家族を目の当たりにしながら、美千緒は自分の正直な気持ちを見つめなおします。そんな彼の決意を知った生徒会長・夙川紗耶は、美千緒に女装させて女子校である第一白泉学園に転入させるという荒療治をおこない、美千緒の女性アレルギーを治そうと考えます。 前半の野球の試合はけっこう楽しめました。これだけで一巻まるまる埋めてくれればよかったのですが。
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9784086304979 2009・7・29 1刷 267p 前半は【御影ななみ】の所属する野球部でのお話。 野球好きでないとおもしろさ半減かも。 母【御影真理亜】の配慮?から【夙川可夢偉】が御影家で【御影美千緒】の女性アレルギーの原因を探るため妹として同居する。 後半は少しで...
9784086304979 2009・7・29 1刷 267p 前半は【御影ななみ】の所属する野球部でのお話。 野球好きでないとおもしろさ半減かも。 母【御影真理亜】の配慮?から【夙川可夢偉】が御影家で【御影美千緒】の女性アレルギーの原因を探るため妹として同居する。 後半は少しではあるが【御影美千緒】の女性アレルギーの原因?や【ななみ・ウテナ】の幼少期の回想シーンで話に厚みが出てきます。
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