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往きて還らず

団鬼六【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/07/21
JAN 9784104178056

往きて還らず

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/08/01

官能小説家の大御所である団鬼六さんが描く戦争末期の、悲しい物語。 特攻で近日中に確実に死ぬ運命の男と、慰安婦として生きる女の、それぞれの生き様を、筆者の父親の視点から描いています。 団鬼六ですから、性描写はありますが、必要最少限です。それどころか、その描写が登場人物の心情を端的に...

官能小説家の大御所である団鬼六さんが描く戦争末期の、悲しい物語。 特攻で近日中に確実に死ぬ運命の男と、慰安婦として生きる女の、それぞれの生き様を、筆者の父親の視点から描いています。 団鬼六ですから、性描写はありますが、必要最少限です。それどころか、その描写が登場人物の心情を端的に表現する有効な役割を果たしています。 まあ、この時季に読むには相応しい1冊かと。

Posted by ブクログ

2011/08/22

戦時中の八重子、戦後に登場するフジ子は性格も生き方も違うが最後は心にぐっと来る。最終的に死ぬ事で想いを遂げる戦時中と最悪の状況の中、生き抜く事で人生をやり直そうとする戦後のフジ子。美しく純粋で強烈な女性達だ、どちらも凄いと思う。

Posted by ブクログ

2009/11/09

特攻隊員が一人の女性を愛人として譲り受けていくという物語で、とても引き込まれるものがあった。 その女性は最後は娼婦となり、特攻隊員たちのために捨て身で生きていくというストーリーで、自ら娼婦となる展開が意外であった。 次はどう展開していくのか、興味をひかれ一気に読んでしまった。

Posted by ブクログ

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