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夏が僕を抱く
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2009/07/20 |
JAN | 9784396633196 |
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商品レビュー
3.6
35件のお客様レビュー
幼馴染という気安さや安心感、時に野暮ったくもあるその関係が素直に描写されていると思う。ベリー系のタルトの様で、最終話で作られるイチゴジャムが全てを物語っている気がする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
男女の恋愛の中の、言葉にしづらい描写がうまく描かれている作品だった。 恋愛に正解はないと思うが、そこがよく描かれているように感じる。作中では主人公が不倫していたり、婚約者が昔自分の姉のことを好きだったと知りながら幻滅させるために再会させたりと、どの章の登場人物もとても人間らしく、生々しい。 世間一般の「こうあるべき正解」の人間ではないが、自分の未熟な部分や、恥ずかしいことをしたな、という気持ちが少し許される気がした。 感情がメインに動く作品なので、人とのつながりや感情に触れたい時にとてもあう作品だと思う。 短編集でかつ感情に沿った描写になっているのでサクサク読める。 「変身少女」 自分が「いい子」だとはわかっていても、「ワル」い幼馴染に憧れてスカート丈を上げてみたり髪を染めてみる主人公。 年齢を重ねるにつれて自分の良さにも気づいていくしなれないものへの憧れは薄れていくものの、中高生の時って自分の可能性に良くも悪くも見切りをつけられない。自分自身の中高時代を思い出し、共感した。 「ストロベリー・ホープ」 地元を出たのに「いい大学」を中退、専門学校にはいったものの地元に帰ってきた幼馴染。理由をきくと、「何者にもなれず、生きるために必要なこともわからなくなってしまい、東京で生きていける気がしなくなってしまった」という。 心から「わかる」と言うことはできない感情ではあるものの、私自身もふとしたときにそう言う気持ちに飲み込まれそうになる。
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女の子も異性に対して男みたいなところがあるのかなぁ、と思うところもあるけどやっぱりよくわからない。なんなんだろ?可愛いんだけど、憎たらしいところもあって、だけどそんなところまで可愛く思えてしまうところもあって……。結局、小さなころからこの歳になるまで女性のことはわかったことがない...
女の子も異性に対して男みたいなところがあるのかなぁ、と思うところもあるけどやっぱりよくわからない。なんなんだろ?可愛いんだけど、憎たらしいところもあって、だけどそんなところまで可愛く思えてしまうところもあって……。結局、小さなころからこの歳になるまで女性のことはわかったことがない。6編の物語を読んでそんなことをあらたためて思った。 タイトルの「夏が僕を抱く」で、ハネはミーちゃんがライブに来てくれたら逃げないって決心して、ミーちゃんも秋川にもう会わないって決心するけど、それって決心なのかな?オイラ的には自分で決めなきゃダメ!ってところなんだけど。この決心はのちのちふたりの言い訳になっちゃうんじゃないのかな。つまりは何も変わらないみたいな。だからこのふたりの未来にあまり明るさを感じない。んん、もしかしてそういう物語なのかな?
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