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クルム伊達公子【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2009/07/08
• JAN: 9784062155243

商品レビュー

2023/09/23

｢挑戦｣に年齢は関係ない!
やりたいことがあるのに我慢する必要なんてない｡
失敗したって､いいじゃない｡
最初の一歩を踏み出すことが大事なのだから｡
その先にはきっと幸せが待っている｡
やりたいことは､いつからでも始められる!
｢世界のDATE｣が再びコートに戻ってきた｡｢復帰｣へと至る軌跡を､今､ありのままに綴る｡
クルム伊達 公子
1970年9月28日京都市生まれ｡小学1年生よりテニスを始め､園田学園高等学校卒業と同時にプロに転向｡1990年に全豪オープンテニスでベスト16に進出したのを皮切りに活躍を続け､1994年には日本人選手としては初めてWTAランキングでトップ10入り｡1996年引退｡子供たちにテニスを通じてスポーツの楽しさを伝える｢カモン!キッズテニス｣の活動は､開始から10年を迎えている｡2008年4月再びプロテニスプレーヤーに｡同年11月の全日本選手権でシングルス･ダブルスともに優勝を飾る｡エステティックTBC所属｡国際協力機構(JICA)のオフィシャル･サポーター､園田学園女子大学客員教授､日本サッカー協会理事なども務める。
チャレンジ精神に感動します。包容力がある夫婦愛は素敵ですね。

2020/10/24

自分のための目標、自分のためのテニス。
いくつになってからでもスタートは切れる。ままならないことはあっても、挑戦に年齢制限はない。挑戦することで前を向いて進んでいける。やりたいことはやったほうがいい。

2018/10/08

同世代の伊達さん。海外を転戦していた頃は孤独で寂しかったという。テニスは個人競技で基本的には一人旅だし、当時はインターネットも無く気軽に日本の友人や恋人とも連絡が取れる訳ではない。だから２〜３日の空きが出来たら、その度に日本に帰っていたという。そして、好きだったはずのテニスがストレスとなり、引退を決意したそうだ。

しかし、そんな環境の中で、日本人として今でも最高位として破られていない世界ランキング４位まで上り詰めたのは立派。勝負に対する執念、姿勢はビジネスの世界においても学ぶべきところである。そして、全てをありのままに受け入れてくれるタイプのレーサーのマイク・クルム氏という良き伴侶を経て、３７歳で再チャレンジし、全日本選手権優勝を遂げる。最初の現役の時とは勝負に対する意識が変わったという。プロテニス選手の年齢は若い。しかし、一度のブランクを経て、自分のことだけではなく相手の様子をも観察する余裕が生まれ、勝負所での駆け引きなどが出来るようになったという。これも、一般社会でまた言えることだろう。

前向きな内容で、元気をもらえる本だ。