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岡本かの子 ちくま日本文学037
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岡本かの子 ちくま日本文学037

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岡本かの子 ちくま日本文学037

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/07/10
JAN 9784480425676

岡本かの子

¥825

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 恋情と妄執の美
  • 金魚の創造と葛藤
  • 短編文学の深い響き
  • 岡本かの子の独特視点
  • 失敗作からの美しさ
  • 品のある文章と表現
  • 短歌とエッセイの融合
  • 一途な思いの滑稽さ
  • 美しさを追求する男
  • 文学と心の葛藤

恋情や妄執、創造の美しさをテーマにした作品が収められた一冊で、特に「金魚撩乱」や「老妓抄」などの短編が印象的です。主人公の一途な思いとその背後にある滑稽さ、そして美しい金魚を創り出そうとする男の努力が描かれ、彼の心の葛藤が深く響きます。特に、失敗作の中に見つけた美しさが、理想を超える瞬間は感動的です。また、短歌やエッセイも収められ、品のある文章が魅力を引き立てています。全体を通して、岡本かの子の独特な視点と豊かな表現が楽しめる作品となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/01/21

柔らかで読みやすい文章を書かれる作家さん。 人の苦悩や、やるせ無さが、突き放すでもなく、共感すぎず、伝わってくる

Posted by ブクログ

2023/09/27

岡本かの子の短編小説、短歌、「太郎への手紙」が収められた文庫本。 小説では、「混沌未分」、「金魚繚乱」、「鮨」、「老妓抄」が良かった。

Posted by ブクログ

2019/06/25

中央アジアから日本への帰路につき、サンクトペテルブルクにてトランジットの際、長旅に疲れた身体で久々にちゃんと本を読もうかと岡本かの子の短編集を開いた。すると1話目の1行目に 「京都の嵐山の前を流れる大堰川には、雅びた渡月橋が架かっています。」 ときた。 心底驚いた。私の自宅から徒...

中央アジアから日本への帰路につき、サンクトペテルブルクにてトランジットの際、長旅に疲れた身体で久々にちゃんと本を読もうかと岡本かの子の短編集を開いた。すると1話目の1行目に 「京都の嵐山の前を流れる大堰川には、雅びた渡月橋が架かっています。」 ときた。 心底驚いた。私の自宅から徒歩5分の風景の描写が、ちょうど旅を終えようとする私の身をも心をも故国へと引きつけた。岡本かの子が私の帰路を導くかのよう。こんな場所でこんな文章に出逢うなんて、きっと何か私と彼女を結びつける偶然ではない大きな力が働いているのだと思った。こんな表現は大げさすぎるようだが、そもそも岡本かの子(そして太郎)ほど大仰な人はいないのだから私のこのくらいは許されるだろう。 上にあげた「鯉魚」は良い。 「混沌未分」 「鮨」 「老妓抄」 そして一連の 太郎への手紙。 小説はどれも、言葉にならない微妙な思いを言語で確かに記述する力に驚かされる。初めて「鮨」や「老妓抄」を読んだときと同じ箇所、同じ文章で私の胸は震えた。私は、かの子の文章は外国語に翻訳できないのではないかと思う。こんな繊細微妙な感情を他の言語に移すすべが全くわからない。 太郎の手紙はいつ見ても微笑ましい。どう見ても母親のものではない、ありったけの愛。これを全面的に受け止める太郎の方もやはり相当な器の持ち主なのだと思わされる。

Posted by ブクログ

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