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エコカー激突! 次世代エコカー開発競争の真実
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エコカー激突! 次世代エコカー開発競争の真実

舘内端【著】

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商品詳細

内容紹介 クルマ業界は「ガソリンを使わないクルマ」へと急速に移行。ハイブリッド車ではトヨタとホンダが激しく競争し、三菱とスバルから電気自動車(EV)が市販。日本EVクラブ代表で15年来エコカーの最前線にいるモータージャーナリスト舘内端氏が、知られざる真実を歯に衣着せず明らかにする。
販売会社/発売会社 技術評論社
発売年月日 2009/08/05
JAN 9784774139074

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商品レビュー

2.8

4件のお客様レビュー

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2012/02/23

つい2年程前まではハイブリッド車に見向きもしなかった米国、欧州勢の自動車メーカがハイブリット車や電気自動車に力をいれるようになってきた感があります。日本においても5年程前までは、燃料電池車や天然ガス車等、数多くの車の研究がなされてきたようですが、ようやくポストガソリン車を何にする...

つい2年程前まではハイブリッド車に見向きもしなかった米国、欧州勢の自動車メーカがハイブリット車や電気自動車に力をいれるようになってきた感があります。日本においても5年程前までは、燃料電池車や天然ガス車等、数多くの車の研究がなされてきたようですが、ようやくポストガソリン車を何にするのかが見えてような気がします。 この本では、それはずばり、ハイブリッド車と電気自動車と結論づけています。石油資源の枯渇を考えると、動力に石油や天然ガス等を原料とする車の寿命はあまり長くないようです。電気自動車への完全移行がいつになるのかは不明ですが、そうなると私が勤務している会社も含め、数多くの会社が影響を受けるので、それに対する準備はしておく必要があると思いました。 最終的には電気自動車になりそうですが、それを生かすも殺すも最終消費者であるライフスタイルにかかってくるという筆者のメッセージには同感しました。 以下は気になったポイントです。 ・様々な次世代車が登場している中で優劣を判定する基準としては、生産から廃棄まで考慮して、1)石油に替わるエネルギーで走れる、2)CO2排出量が少ない、である(p25) ・EUでは、2012年に120gCO2/km(ガソリン:19.3、ディーゼル:22km/l)という燃費規制を発表し、罰則は2015年から1gあたり95ユーロ(p29) ・ハイブリッド大衆車を生産できるのは、トヨタとホンダのみ、彼らの特許網をくぐるか特許料を払うため、他メーカは高級ハイブリッド車に特化、もしくは、電気自動車に開発資源を集約するだろう(p40) ・地球温暖化に対してCO2排出量でみると、旅客部門は貨物部門の1.8倍、自家用乗用車は営業乗用車に対して33倍、バス比較33倍、鉄道:25倍、旅客船:274倍、航空機:12倍である(p53) ・2005年の世界の自動車保有台数は約9億台、米:2.43、日本:0.76億台である、合計450億リットルの燃料が使用(p61) ・石油の資源量(可採量)は、1.18兆バレルであり、可採年数は2009年ベースで36年、半分使うと採掘が困難になるので事実上は18年後には自動車では石油原料は使えなくなう(p81) ・VWが考える自動車の問題は、1)排出ガスによる健康被害、2)CO2排出による地球温暖化、3)燃料であるエネルギー枯渇、である(p113) ・自動車メーカの工場設備の半分、研究開発分野の半分、工場労働者の半分が、エンジンと変速機である(p120) ・CVTは、エンジンの動力をタイヤに伝える金属ベルトのスリップを防ぐために、金属ベルトを強く押さえつける必要があり、エンジンの動力の一部を使う必要がありそれがCVTのロスとなる(p121) ・これからの変速機は、CVTとDSG(ダイレクト・シフト・ギヤボックス)が主流になるが、大型乗用車には従来型ATが使用される、ハイブリッドなら今までの変速機は不要になるので、ハイブリッドになる可能性が大きい(p121) ・電気自動車へシフトするには、1)1充電の航続距離(500km)、2)電池の重量(100kg以下)、容量(100リットル以下)、3)電池の出力(100kW=136馬力)、4)エネルギー密度(500kwh/kg)の条件を満たす必要あり(p125) ・EUで導入される排ガス規制ユーロ6によって米国、日本とほぼ同じ規制になる、これに伴ないディーゼル車の価格が上昇(日産SUVのケースで50万円程度)する(p132) ・ハイブリッド車の燃費が良い理由は、1)走行エネルギーを回収し、発進・加速に使える、2)エンジン効率の良い回転数を使える、3)発進、加速時にモータの力も使えるので小さなエンジンで対応可能、である(p135) ・欧州ハイブリッド車が高価格となる理由は、1)高級車としての品質維持、2)電池を購入、3)モータ、インバータ等の電気システム外注、4)特許料、である(p145) ・燃料電池は、水素を燃料として、空気中の酸素と電気的に化合させて発電する発電機であり、電気を蓄える電池ではない(p179) ・電気自動車では、省燃費運転を心がけると、カタログ値を40%も上回ることができた、これはエンジン車とは異なった特性である(p199) ・現行の電池の2~3倍のエネルギー密度のものが量産可能になったとき、電気自動車は爆発的に普及するだろう(p210) ・日産は2010年秋に小型車枠で全世界に向けて5万台の生産を見込んでおり、最も大規模な計画(p218) ・電気自動車の文化:ライフスタイルも含めた電気自動車の使い方(帰宅したら自宅で充電する等)が電気自動車の普及には欠かせない(p224)

Posted by ブクログ

2012/02/04

次世代自動車(主にディーゼル車、ハイブリッド車、天然ガス車、水素エンジン車、燃料電池車、電気自動車)について一つ一つ技術的な課題まで詳しく教えてくれます。 そのため、車に詳しくない一般の人には読みづらいと感じるところもあるかもしれません。 ただ、本書で言っている著者のメッセージは...

次世代自動車(主にディーゼル車、ハイブリッド車、天然ガス車、水素エンジン車、燃料電池車、電気自動車)について一つ一つ技術的な課題まで詳しく教えてくれます。 そのため、車に詳しくない一般の人には読みづらいと感じるところもあるかもしれません。 ただ、本書で言っている著者のメッセージは明確。 ・自動車は今のままの姿では生き残ることができない →今後は自動車は全て電気自動車(環境負荷が少ない形)になるべき ・私たちは近代文明とその生活様式を超えて自然と共存できるライフスタイルを創造しなければならない →ガソリン車と同じ土壌で電気自動車を評価するべきではない →航続距離など、電気自動車がガソリン車に劣る点は、ユーザー自身が使い方を変えることで対応しなければならない 著者のメッセージに対して強く納得したとともに、自動車が世界中の人々に与える影響の大きさを改めて感じました。 現在、自動車の120年あまりの歴史の中で最も大きな変化点を迎えようとしています。 そんな時代に自動車会社の社員として仕事をできていることはとても貴重だと思います。 思うようにならずに、悔し涙を飲み込む毎日ですが、この素晴らしい地球を後世に残すためにも精一杯頑張ろう。 そう思いました。

Posted by ブクログ

2009/09/06

従来型(エンジン)自動車の時代はもう終わりが見えている(石油枯渇、環境問題) ハイブリットの次は電気自動車(EV)しかない。 キーになるのは電池技術。それさえクリアできればエンジン方式に比べて劇的に簡素化でき、エネルギー効率もアップする。 電気自動車の社会ではこれまでの自動車に対...

従来型(エンジン)自動車の時代はもう終わりが見えている(石油枯渇、環境問題) ハイブリットの次は電気自動車(EV)しかない。 キーになるのは電池技術。それさえクリアできればエンジン方式に比べて劇的に簡素化でき、エネルギー効率もアップする。 電気自動車の社会ではこれまでの自動車に対する要求をゼロクリアして考える必要がある。(連続航続距離に対する割り切りが必要)

Posted by ブクログ

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