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丹波マンガン記念館の7300日 20万来館者とともに
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丹波マンガン記念館の7300日 20万来館者とともに

李龍植【著】

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丹波マンガン記念館の7300日 20万来館者とともに

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 解放出版社
発売年月日 2009/06/30
JAN 9784759262247

丹波マンガン記念館の7300日

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2021/03/11

著者の父親が始めた「丹波マンガン記念館」の記録。父親と本人の人生について以外に、マンガン鉱山で働いていた人々の証言や日本での在日差別一般にまで話題が広がってむしろ焦点がぼやけている。 マンガン鉱山が閉山になって以降、マッシュルーム栽培や鉛の再生、古タイヤの処分といった事業に手を出...

著者の父親が始めた「丹波マンガン記念館」の記録。父親と本人の人生について以外に、マンガン鉱山で働いていた人々の証言や日本での在日差別一般にまで話題が広がってむしろ焦点がぼやけている。 マンガン鉱山が閉山になって以降、マッシュルーム栽培や鉛の再生、古タイヤの処分といった事業に手を出しても結果がだせず、最後はマンガン鉱山に戻って記念館事業に着手。赤字必死の記念館に息子たちを巻き込んでいく父の姿が、梁石日『血と骨』の父親の姿に重なった。 9ページに「アボジの家は、朝鮮王朝時代の身分でいうと両班でした。」とあり、次の10ページには、「貞鎬の父母も、農業をしていました。しかし、父母の生活は他の人びとと同じく零細な農業では決して楽なものではありませんでした。」とある。両班の身分が、どうした経緯で零細農家まで身を落としたかについての説明はまるでないことに、疑問を覚えても仕方がないだろう。

Posted by ブクログ

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