ふらっとひとり旅

毎日新聞女性記者58名【著】, 浦谷さおり【絵】

• 販売会社／発売会社: 西日本出版社
• 発売年月日: 2009/06/29
• JAN: 9784901908467

商品レビュー

2013/05/05

女性一人旅の色々な場所。
それぞれ、色々な体験を盛り込んで、非日常を楽しんでいる。
読んでいて、いますぐにでも旅に出たくなった！

2011/05/08

毎日新聞の女性記者５８人が１泊２日で思い思いの旅をする。
北は北海道から南は沖縄、はたまた韓国や台湾まで、女が一人で旅をするのです。
一人旅に憧れている私としては、一人でモリモリ行動できる女子の経験談を是非うかがいたいのです!!!
私は・・・と言えば、「これが食べたい」という事しか旅の動機として思いつきません。うぅ・・・。情けない。
だから、みんながどんな理由で旅先を選ぶのかを知りたかったのです。

この本を読んでみて、まだまだ知らない事がたくさんあって、本当に面白かった。

１番バッターの、北海道　網走の旅で、網走市内のホテルの従業員が奈良平安時代ごろに独自に栄えた神秘的古民族をイメージした制服を着ていた・・と読むと、どんなものだろうとすごく興味が湧いたし、ホテルの備え付けに作務衣があると読んで、「なんでや。」と思わず突っ込んでしまいました。

４番バッターは青森県の六ヶ所村でした。この場所は、使用済み核燃料再処理工場と周囲の人の様子を描いた映画の舞台となった場所でした。
そういう事を知っているから訪れてみたいと思った訳で、そういう引出をもっと増やして行きたいと思ったのです。

６番バッターは私と同じ食道楽さん♪読んでいて、「きゃーーー行きたいっ!!」と思いました。
場所は岩手県　盛岡。
岩手盛岡のわんこそばと冷麺とじゃじゃ麺の三大麺制覇の旅でした。

２０番バッターは自殺の名所「樹海」と呼ばれる森を旅をした人のその感想は・・・
「赤や黄色の葉を落としながら、整然と並ぶ木々。長い時の流れの中で、枝や落ち葉が葉が腐ってふかふかの土となり、木々の根を隠している。差し込む陽光は明るく、何だか、ここに居るだけで気持ちいい。」と書かれています。（ふらっとひとり旅　P67　抜粋）
おどろおどろしい、陰鬱としたイメージだったので、とても意外でした。こういう発見、自分自身で感じてみたい・・・素直にそんな気持ちになりました。

２５番バッターは三重県　鳥羽。ここではレンタル犬と触れ合うことが出来るホテルがあるんだとか。
こういうのってこどもも喜ぶだろうなぁ。我が家はペットが飼えないから、こどもは絶対嬉しいはず。
だって動物の番組をいつも見てるもの～。
基本は「愛犬と一緒に泊まる」というコンセプトらしいけれど、犬を1日愛犬に出来るらしいのです。
連れて行ってあげたいなぁ。子を。

３１番バッターは　兵庫県　宝塚。
なんと、宝塚歌劇の衣装を着て写真を撮れる場所があるんだとか。
実は、5年ぶりぐらいに会った友達が「久々に面白い写真持って行く」と、オスカルに変身した写真を見せてくれたの。みんな、爆笑。だって原形が分からないんだもの!!!
でも、こういうの友達同士で行ったら楽しいだろうな～。

すごく興味が湧いた４６番バッター。岡山の湯原温泉。旅館組合のホテル・旅館と病院が協力し温泉と人間ドックをセットにしたプランがあるんだとか。
旅先で、身体に良い美味しい物を食べて、温泉に入って、健康になるってイイなぁ～～♪
観光地をぐるぐる巡って歩き回るより、身体をメンテナンスする旅に興味深々です。

さらに興味をひきつけるのは５６番バッター。高知県　室戸。海洋深層水の存在が気になるのだ～。
やっぱり最近の興味は「美と健康」だなぁ。

そんなこんなで読み終えて、旅をしたくなったし、今すぐ出来ないのであれば旅の引き出しをたくさん蓄えようと思っております。