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海の都の物語(5) ヴェネツィア共和国の一千年 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/06/27 |
JAN | 9784101181363 |
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海の都の物語(5)
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商品レビュー
4.1
27件のお客様レビュー
中世においてさえ、キリスト教の教義よりも自国の利益を優先させていたヴェネツィアだが、トランプ大統領の“アメリカ・ファースト”みたいな傲慢さが感じられないのは、資源に乏しく人口も十分でない中、生き残る為には大国相手の外交努力を怠らず、いざ戦争となったら、国を挙げて戦わざるを得なかっ...
中世においてさえ、キリスト教の教義よりも自国の利益を優先させていたヴェネツィアだが、トランプ大統領の“アメリカ・ファースト”みたいな傲慢さが感じられないのは、資源に乏しく人口も十分でない中、生き残る為には大国相手の外交努力を怠らず、いざ戦争となったら、国を挙げて戦わざるを得なかったから、か。
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レパントの海戦まで。 次の最終巻で、漸く、ロードス島、コンスタンティノープル、レパント、の三部作以降へ。 ナポレオンがヴェネツィア共和国にとどめを刺した「史実」だけは知っているが、一体どういう終わりを迎えるのか。
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第5巻の最初の第10話は、いきなり「胡椒ショック」で始まる。胡椒は歴史の教科書にも出てきて、当時は重要な貿易品目だったということは一応は知っていたがいまいち実感がなかった。が、ヴェネツィアが地中海航路によって300年にわたってほぼ独占していたものが、ポルトガルの新航路発見によって...
第5巻の最初の第10話は、いきなり「胡椒ショック」で始まる。胡椒は歴史の教科書にも出てきて、当時は重要な貿易品目だったということは一応は知っていたがいまいち実感がなかった。が、ヴェネツィアが地中海航路によって300年にわたってほぼ独占していたものが、ポルトガルの新航路発見によって独占が崩れそうになったが、ヴェネツィアが巧みに対応して相場を守ったということを知ると、思ったよりはるかに重要なのだった。事程左様にヴェネツィアの危機対応の上手さが光る。周り中に強国が出現してきても、あくまでも現実的に、妥協したり強気に出たり、必要ならば戦争もして、柔軟な外交で資源もない小さな共和国を存続させてきた。共和制と民主制と貴族性の良いとこどりのような政体の果たした役割が大きそうだ。しかし、国じたいが自由な商売を推進しているようなこの政体は最初からそうだったわけで、そこがそもそもヴェネツィアらしく、それはやはりジェノバなどとは違ってそういう個人が集まっていたからなのだろうか。
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