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蒼月のイリス(2) MF文庫J
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蒼月のイリス(2) MF文庫J

星家なこ【著】

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蒼月のイリス(2) MF文庫J

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2009/06/24
JAN 9784840128049

蒼月のイリス(2)

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2009/11/17

女の色仕掛けに翻弄される哀しき慎太郎

いやぁ、参ったね。今回の慎太郎はとってもおバカ。その心情が分かるだけにおバカと断言したい。女の色仕掛けに翻弄されて自分を見失って大事なものも失いかけて……男のおバカで哀しい側面を赤裸々に綴った本巻は、最後にうまく纏めてくれたので溜飲が下がるものの、身に詰まされる展開が少し重いもの...

いやぁ、参ったね。今回の慎太郎はとってもおバカ。その心情が分かるだけにおバカと断言したい。女の色仕掛けに翻弄されて自分を見失って大事なものも失いかけて……男のおバカで哀しい側面を赤裸々に綴った本巻は、最後にうまく纏めてくれたので溜飲が下がるものの、身に詰まされる展開が少し重いものだった。というか、今回イリスがやけに慎太郎の所有権を主張するのが気になっていたのだが、こういった展開への伏線だったとも言える。もっとも、イリス自身も前巻のような慎太郎の師匠的ポジションから少しだけ変化を見せており、おそらく初めて体験するのであろう「恋心」というものの正体が分からずに持て余している可愛らしさと健気さがあった。それだけに慎太郎の冷めた態度に過剰なショックを受けた訳だが、それでも最後まで我を通したクライマックスはカッコ良かったし、慎太郎との絆を確認してしまえば後はケロッとしているところなんて却って魅力的に感じたくらいである。イリスの厚顔無恥で尊大な態度全体が想いの裏返しであり、挑発的な言葉遣いも相手の反応を楽しむ言葉遊びなことが鮮明になっていたので、これはある意味イリスの言動をひっくるめて新種のツンデレと解釈することもできる。そう考えると俄然面白くなってくる。あと、今回の敵(?)に【鳳大樹】という男が出てくるが、これがまた出来過ぎのカッコ良い男で、本巻の実質的なヒロイン【シノ】と対をなしている。作者が思い描く男本来の姿を体現しているのであろう鳳は今後も何らかの形で登場して欲しい人物である(相棒の【ティト】と一緒にネ)。エピローグの慎太郎の姿は確かにみっともないものではあるが、自らの非を認めた男の取るべき立派な態度でもある。今回も慎太郎が「王」の存在、強くあることの意義を考える場面があり、このテーマをじっくり取り扱っていることが良く分かる内容だったことも付記しておく。

DSK

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