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ラブリー・ボーン
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ヴィレッジブックス |
発売年月日 | 2009/06/20 |
JAN | 9784863321618 |
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
「かわいい骨」ってなんやねん・・・とも思うが、冒頭の強姦されたのち殺されちゃうシーンが怖すぎて…あああ・・・・・・
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今回の機上で読んだ2冊目が全米で大ヒットして映画かもされたらしいアリス・シーボルトの『ラブリー・ボーン』。ファンタジーであり、ミステリーであり、また群像劇でもある作品だ。ファンタジーな部分は主人公が作品の冒頭で無惨に殺されてしまうのだが、そのあと天国とおもわれるところから地上に残...
今回の機上で読んだ2冊目が全米で大ヒットして映画かもされたらしいアリス・シーボルトの『ラブリー・ボーン』。ファンタジーであり、ミステリーであり、また群像劇でもある作品だ。ファンタジーな部分は主人公が作品の冒頭で無惨に殺されてしまうのだが、そのあと天国とおもわれるところから地上に残された家族と家族を取り巻く人々そして犯人を見守りそのようすが彼女のモノローグの形でどんどん語られて行お話になっているところだ。ミステリーであるところはネタバレになってしますが、犯人を追いつめようとする父親、助けようと危険を省みず容疑者宅に忍び込む被害者の妹、淡々と事実を積み重ね容疑者に迫ろうとする刑事などを巡るストーリーは立派なミステリーとなっている。一番好きだったのは長女が殺人犯に殺されてしまい残されてしまった家族(父・母・祖母・妹・弟)が様々な葛藤・問題・出会い・恋愛などなどを乗り越えたり救われたり逃げたりしながらなんとか生き抜いて行こうとする家族の様子が描かれた群像劇となっている部分だ。帰りの機内で読み終わったが今でもそれおれのキャラクターが心に残っているなあ。この小説を映画にするのは無理があったのではと思うがどうだったのだろう。ちょっと長編だし翻訳物だが結構おすすめです。
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主人公がいきなりレイプされ殺されるところから始まり、幽霊(?)と現世の間で事件解決を目指すのかとおもいきや、あちらの作品によくある家族の絆の話になっていく。スカッとしたものを求める人には向かない。幽霊という存在の慎重な取り扱いと、丁寧な訳には好感が持てた。
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