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激しく、速やかな死
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激しく、速やかな死

佐藤亜紀【著】

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激しく、速やかな死

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/06/25
JAN 9784163272306

激しく、速やかな死

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2024/02/10

佐藤亜紀さんには珍しい短篇集。 私は最初の2篇と最後の1篇が良かった。 最初の2つを読んでいる時は、佐藤さん特有の、翻訳のような文章とその美しさに溜息が溢れ、さすが佐藤亜紀さん!と思った。 でも3つ目と6つ目が読みにくくて別の意味で唸ってしまった。 「アナトーリとぼく」はほ...

佐藤亜紀さんには珍しい短篇集。 私は最初の2篇と最後の1篇が良かった。 最初の2つを読んでいる時は、佐藤さん特有の、翻訳のような文章とその美しさに溜息が溢れ、さすが佐藤亜紀さん!と思った。 でも3つ目と6つ目が読みにくくて別の意味で唸ってしまった。 「アナトーリとぼく」はほぼ全てひらがなとカタカナなので、読むのがすごく疲れた。勿論わざと疲れる文章にしていて、そこに意図があるのだけど。 ①弁明 /サド侯爵が状況と心境を語る話。語り口とその弁明がとにかく面白い。 ②激しく、速やかな死 /ジョン・コリリアーノの歌劇(ホフマン脚本)「ヴェルサイユの幽霊」へのオマージュとのこと。タイトルになるのが納得の傑作。ギロチンに処される前の部屋に閉じ込められた人々。 ③荒地 /アメリカへ逃げたタレイランのアメリカに対する感想の一人語り(フラオー夫人への書簡という設定) ④フリードリヒ・Sのドナウへの旅 /ナポレオンを暗殺しようとした青年の話。 ⑤金の象眼のある白檀の小箱 /オーストリアの政治家メッテルニヒの妻が夫に書いた手紙という形式。夫の不倫相手のロール・ジュノとその夫ジュノ将軍の騒動について。 ⑥アナトーリとぼく /ぼくはくまなのでひらがなとカタカナしか書けない。トルストイの「戦争と平和」を佐藤亜紀さんが訳したもの(皮肉を込めてということだろうか? 作者による解題に〝何語で読んでもピエールは道徳フェチの糞ナルシストであり、救いがたい利己主義者である〟と書かれている) ⑦漂着物 /ボードレールの「白鳥」より。変わりゆくパリについて。文章が素晴らしいく、うっとりする。美しい締め。

Posted by ブクログ

2021/06/09

フランス革命期(国内、ロシア、アメリカも)が好きな人にはたまらない短編集。冒頭のサド侯爵の独白は藤本ひとみファンにはグッとくる。

Posted by ブクログ

2014/07/08

文章は流石なんだが短篇集なのに加え何より内容がちょっとハイブロウすぎてだな。 ちなみに一番楽しめたのは「金の象眼のある白檀の小箱」、後『戦争と平和』が元ネタらしい「アナトーリとぼく」も元ネタ読んでないんでようわからんながらもなんとなく面白かったです。

Posted by ブクログ

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