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精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける シリーズCura
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精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける シリーズCura

想田和弘【著】

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精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける シリーズCura

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央法規出版
発売年月日 2009/06/30
JAN 9784805830147

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商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2020/07/09

映画『精神」を見て読んで、そして数年経ち、映画『精神0』を見るという今。山本先生の一貫した佇まいに感動する。そして勇気付けられる。

Posted by ブクログ

2019/01/17

“精神科” ストレス社会の中、この病気に対する偏見は少なくなってきていますが、それでも“精神科”について話すときは一段声が低くなります。そんなタブーの世界にカメラを向け、トキュメンタリー映画を撮った監督がいます。 作り手の意図を観る人に刷り込まないように、テロップ・ナレーション・...

“精神科” ストレス社会の中、この病気に対する偏見は少なくなってきていますが、それでも“精神科”について話すときは一段声が低くなります。そんなタブーの世界にカメラを向け、トキュメンタリー映画を撮った監督がいます。 作り手の意図を観る人に刷り込まないように、テロップ・ナレーション・BGMを排除した「観察映画」という手法を使って撮られた映画です。観客がその映画を観てどのように思うか、自由に思考することを促します。 舞台となったのは、“こらーる岡山”という外来専門の精神科です。古民家に少しだけ手を加え、居間のような待合室で、患者が寝転びながら、患者同士で談話しながら診察の順番を待ちます。 この映画の驚くべきところは、患者をモザイクなしで写しているところです。予め患者の了解を得ています。もちろん、NOと言った人は写しません。 なぜモザイクをかけないのか? 患者のプライバシーを守るためには、モザイクが必要…と考えがちですが、それは反対に、作り手がリスクや責任から逃れる手段にもなるのです。そのような逃げの姿勢からは、患者の本質を捉えることはできない。そう監督は考えたのです。 この映画を観てはいないのですが、ここに登場する患者が皆、魅力的に感じるのはなぜでしょう? 苦しんでいる。 もがいている。 でも闘っている。 この映画を探して観て見たいと思っています。

Posted by ブクログ

2014/10/11

[ 内容 ] モザイク処理は絶対に使わない! ―タブーに挑み、精神病の本質に迫った映画『精神』の想田和弘監督が、公開にいたるまでの紆余曲折と葛藤を語る。 精神科を撮る理由、「観察映画」にこめた思い、患者への共感、モザイクをめぐる葛藤…。 映画には収め切れなかった数々のエピソードか...

[ 内容 ] モザイク処理は絶対に使わない! ―タブーに挑み、精神病の本質に迫った映画『精神』の想田和弘監督が、公開にいたるまでの紆余曲折と葛藤を語る。 精神科を撮る理由、「観察映画」にこめた思い、患者への共感、モザイクをめぐる葛藤…。 映画には収め切れなかった数々のエピソードから、精神病大国・日本の現実と社会・メディアに広がるタブーについて考えさせる一冊。 精神科医・斎藤環氏との対談も収録。 [ 目次 ] 第1章 社会と精神病者を隔てる「見えないカーテン」―精神科を「観察」する理由 第2章 「病んで」いるのは誰か?―カメラを通して精神病者と向きあう 第3章 『精神』をめぐる波紋 第4章 私たちが映画に出た理由―登場人物との対話 第5章 精神を「治す」ということ―山本昌知医師との対話 第6章 『精神』という爆弾―各国で巻き起こった議論 巻末対談 『精神』が照らす日本の精神医療(斎藤環;想田和弘) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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