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いとし、いとしという心 ビーボーイノベルズ
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いとし、いとしという心 ビーボーイノベルズ

かわい有美子【著】

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いとし、いとしという心 ビーボーイノベルズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リブレ出版
発売年月日 2009/06/20
JAN 9784862636010

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商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2019/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カップリングは千秋(京都の老舗旅館の次男)×侑央(隣家の幼なじみ、千明の一つ下)です。 侑央が片思いしていた6個上の井筒屋の当主の荘一が癌で亡くなってしまいます。当主の弟の千秋が後を継ぐことになるのですが、その条件に自分のものになって欲しいという・・・これはBLあるあるですね。交換条件です。 千秋は昔から次男ということでないがしろにされてきました。美男で頭もいいのに、兄の荘一があまりにも出来すぎた人物だった為に、長男第一の祖母や母親からあんまり愛情をかけられず育てられました。 そして好きな相手(侑央)も子供の頃から兄が好き・・・なんだか千秋が可哀相。 侑央が全然千秋のことを好きじゃないのがまたね。幼馴染としての情はあるけど、それだけです。 しかし高校生の頃に1年ほど肉体関係があったそうですが(最後まではしてません)東京に働きに出て10年間音沙汰なし・・・。ココらへんもちょっと納得いきません。 千秋が腹黒攻めっぽくて好きなのですが、侑央は流され過ぎじゃないですかね。 高校の頃も荘一を好きなことを千秋に知られてそういう関係に・・・・そして今度は井筒屋潰して欲しくないからと体を差し出す、これもまぁ荘一が大事にしてた旅館だからですよね・・・なんだかな。荘一中心に世界が周りすぎ。 これ荘一が生きていて男性も恋愛対象になる人物だったら確実に千秋は当て馬キャラだろうなと。また弱みにつけ込む感じが当て馬っぽいんですよね(笑) 京都が舞台で情緒があって面白いと思うんですけど、基本△関係が好きじゃない私としては千秋→侑央→荘一の片思いの連鎖はちょっと受け入れ難かったです。 読んでる最中、もうページ数なくなってきてるけど、これちゃんと侑央は千秋を好きになって終わるのかな? ってヒヤヒヤしてたんですが、そのままの関係で終わってしまいました(笑) なんと続き物でした。2巻があるの知らなかったですよ!

Posted by ブクログ

2016/03/17

隣の老舗旅館の若旦那が亡くなって、それまで東京で仕事をしていた次男に旅館を継いで欲しいと思っていると、橋渡しを頼まれる受け。 受けは実はずっと亡くなってしまった長男である若旦那を密かに慕っていて、彼が守ってきた旅館を潰すのは忍びないと思っている。一方その受けをやはり子供の頃から好...

隣の老舗旅館の若旦那が亡くなって、それまで東京で仕事をしていた次男に旅館を継いで欲しいと思っていると、橋渡しを頼まれる受け。 受けは実はずっと亡くなってしまった長男である若旦那を密かに慕っていて、彼が守ってきた旅館を潰すのは忍びないと思っている。一方その受けをやはり子供の頃から好きだった攻めは、継ぐ代わりに自分のものになれと言い、、、。 ほぼ受け視線で進む話は、全てにおいて勝っていた長男の影になっていた攻めの不器用さが出てて切ない。 旅館も潰しちゃって、そんな自分のものになれそうにない幼馴染の気持ちなんて知らんふりしちゃえば良いのに、、、と思うくらい攻めがなぁ、、。まあ、旅館潰したらこの作品は成り立たないのだけど。受け、そこまで執着するほどいい男か? 好きな作家さんなのに読む気になれなかったのは表紙の絵に全く萌えなかったから。 毎回言ってるけど、絵有りと絵無しと選ばせて欲しい。自分が萌えを感じない絵師さんの絵は邪魔なだけ。 読み出したらやっぱり面白かったので、絵師さんのお陰で損してた感じ。この絵、他の人の評判どうなのかしらん。

Posted by ブクログ

2014/02/08

京都を舞台とした切々とした幼馴染同士の恋模様。すごく引き込まれました。心理描写がとても繊細に綴られていて、読んでいくうちに徐々に恋愛という形が作られていくのがわかって震えがくるほどでした。 舞台もさることながらキャラクター造形も秀逸。特に攻めの千秋は素敵でした。決して出来の悪くは...

京都を舞台とした切々とした幼馴染同士の恋模様。すごく引き込まれました。心理描写がとても繊細に綴られていて、読んでいくうちに徐々に恋愛という形が作られていくのがわかって震えがくるほどでした。 舞台もさることながらキャラクター造形も秀逸。特に攻めの千秋は素敵でした。決して出来の悪くはない千秋が抱える優秀な兄に対する鬱屈した想い。そんな千秋の心を裏切るかのようにずっと兄を慕っていたユキという構図。崩壊を予感させるバックグラウンドから始まった物語がひとつの美しい結末に向かっていくその様。切なくならないわけがない。読み始めると次巻に提示される結末まで待ちきれないこと必須。読むときは絶対次巻とワンセットで!

Posted by ブクログ

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