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愛国と米国 日本人はアメリカを愛せるのか 平凡社新書471
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2009/06/15 |
| JAN | 9784582854718 |
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愛国と米国
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
愛国派はアメリカをどう見てきたかを考える。反米愛国少年だった著者による私的アメリカ論。 著者は、書きながら気が付いたという。 _アメリカと闘っていると思いながら、実はアメリカについて何も知らなかったのだ。そう痛感した。 日本はアメリカの実力も知らずに戦争をした。憎しみと憧れの両方の感情を併せ持ってきた著者自身のアメリカとの闘いも同様であったという。 アメリカを考えることを通して日本を考えることにもなるという。 私はこの筆者の著作を読んだことはなく、 この本は紹介されて読む機会を得ました。 著者、そして著者が影響を受けた人々ー戦後の愛国派、右翼と位置付ける人々ーの考え方、心理状況がいろいろと書いてあり、アメリカに対する感情や理論建て方の複雑性というか、言葉遊びみたいだなーと思いました。
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天皇陛下は開戦時には何も言わずに裁可し、終戦の時は自らの意志を通して聖断をした。 ナチスドイツの制服は格好良くて日本で人気があった。1938年にはヒトラーユーゲントが日本を訪問している。明治神宮に参拝している。 赤尾敏は戦前に唯一東条英機に反論していた。生き方、戦い方が一貫してい...
天皇陛下は開戦時には何も言わずに裁可し、終戦の時は自らの意志を通して聖断をした。 ナチスドイツの制服は格好良くて日本で人気があった。1938年にはヒトラーユーゲントが日本を訪問している。明治神宮に参拝している。 赤尾敏は戦前に唯一東条英機に反論していた。生き方、戦い方が一貫していた。親米だったのではなく、反ソだった。だからアメリカとの戦争には反対していた。 三島由紀夫のことは自衛隊ではなかったことになっていた。当時の防衛庁長官は中曽根で首相は佐藤。 アメリカ人になるという感覚がアメリカ人にはある。在日は日本人になるという感覚がある。
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[ 内容 ] 「アメリカとは何か」。 この巨大な謎に立ち向かうことは、日本を考えることであり、自分自身を考えることだ。 生まれる前から「反米愛国」少年だった著者が、「鬼畜米英」「ウエルカム・アメリカ」の過去から、田母神論文でも話題となったルーズベルトの陰謀説、核武装論まで、愛国派...
[ 内容 ] 「アメリカとは何か」。 この巨大な謎に立ち向かうことは、日本を考えることであり、自分自身を考えることだ。 生まれる前から「反米愛国」少年だった著者が、「鬼畜米英」「ウエルカム・アメリカ」の過去から、田母神論文でも話題となったルーズベルトの陰謀説、核武装論まで、愛国派はアメリカをどう見てきたかを検討する。 従属でも、感情的な反撥でも、無視でもなく、今、“闘う”覚悟を持って超大国と向き合おう。 [ 目次 ] 第1章 「鬼」はどこにいたのか―「鬼畜米英」の描かれ方 第2章 米兵捕虜を殺した人たち―『私は貝になりたい』と『明日への遺言』 第3章 天皇はなぜアメリカとの戦争を認めたのか 第4章 ナチスの「思想戦争」に篭絡された日本 第5章 日米戦争に反対した右翼・赤尾敏 第6章 日本はアメリカの謀略で戦争をしたのか―田母神論文と靖国神社 第7章 六〇年安保とケネディ大統領 第8章 六〇年代アメリカへの夢と反撥―僕らのアメリカ観を変えたもの 第9章 八〇年代からオバマに至る日米関係 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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