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日本の歴史(11) 太平記の時代 講談社学術文庫1911
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/06/12 |
JAN | 9784062919111 |
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日本の歴史(11)
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
後醍醐の践祚、廃位、廃流、そして建武政権樹立。足利氏との角逐、二つに分裂した皇統。14世紀は動乱と変革の時代であった。後醍醐の「王権」復活の夢はついえ、武家の権能は拡大し、日本社会は構造的な大きな変化を遂げた。南北朝とはどのような時代であったのか。また、鮮烈な個性たちはどのように...
後醍醐の践祚、廃位、廃流、そして建武政権樹立。足利氏との角逐、二つに分裂した皇統。14世紀は動乱と変革の時代であった。後醍醐の「王権」復活の夢はついえ、武家の権能は拡大し、日本社会は構造的な大きな変化を遂げた。南北朝とはどのような時代であったのか。また、鮮烈な個性たちはどのように生きたのか。その時代相を斬り取り解析する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
足利尊氏の叛旗のあたりについて、本シリーズの10と11はお見合い状態というか、お互いに譲り合って、まともに触れられていないように思う。これは文庫化の際に何とかしてほしかった。 「発行主体が関与し貨幣によって計測される財の流れに、周辺の人々を次々と巻き込んでいくという、そうした趨勢を生み出すはずみ車として作用しうる比重を、発行主体をめぐる財の流れが持つかどうかに、貨幣の発生はかかっている。」 実に当たり前のことなのかもしれないが、こうしたことがあまり当たり前に書かれていないことも事実。
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極めて文章能力に優れた著者の素晴らしい本ではあるのだが、楽しんで読めなかったのは著者や時代の責任ではなくて私のせいである
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