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文庫版 邪魅の雫 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/06/11 |
JAN | 9784062763714 |
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文庫版 邪魅の雫
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商品レビュー
3.8
113件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おんもしろかった!!! どうしようもないなぁと思う人が多く出てきたけど、全員悪人ではなくて(澤井は除く)、それなのに認知が歪むと邪悪な方に倒れてしまう脆さ...... 今回は雫に引き込まれたから皆殺人を犯してしまうけど、パンピーの私も些細な邪悪さに落ちてしまいそう、浮気とかさ...... 関口の鞄の例えがめちゃめちゃめちゃめちゃわかる!!!ってなった。人への愛重め。でもそんな自分も嫌。一回好きになったら諦められないの、厄介やでぇ。ほいで益田くんは榎木津のことが大好きでほころんだ。 京極堂の憑き物落とし、今回は整理してあげる係で気楽そうやったね。榎木津のために出てきた感が良かった。元恋人の神崎さんって分かった時、うわあっ!と声をあげてしまった。 嘘をついて、人を操ることもも悪いことなんだけど、なんていうか、好きな人を渡したくないっていう気持ちは結構純粋な気持ちだと思ってて......(わたしが失恋直後なのもあって) 戦争を挟んでもなくならなかった感情って素敵やん。挟んだからなのかもしれないけど。 榎木津さんもさ、それなりにずっと好きだったろうから、最後は本当に切なくて、榎木津さんっぽくて良かったな。 名前の挿げ替えが激しくて読んでる間混乱したけど、シリーズを通して、最後まで読めば大丈夫って分かってたから、そのまま突っ走れた!これがシリーズものを読む醍醐味よなぁ
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江戸川、大磯で発見された毒殺死体、人を殺めたらどうなるのか昔馴染みに問う「私」、榎木津の婚約が次々と破談する謎を追う益田。 それぞれが緩やかにつながるシリーズ九作目。 繋がりがわからずモヤモヤとして読みにくいんだけど、多分それも計算されている→ モヤモヤしながらなんとなく読み...
江戸川、大磯で発見された毒殺死体、人を殺めたらどうなるのか昔馴染みに問う「私」、榎木津の婚約が次々と破談する謎を追う益田。 それぞれが緩やかにつながるシリーズ九作目。 繋がりがわからずモヤモヤとして読みにくいんだけど、多分それも計算されている→ モヤモヤしながらなんとなく読み進めていると、ゾワゾワっとしだす。 え?ん?は?ってなって、その先にはいつもの不機嫌顔なあのお方が登場されるんですよ。 もうね、待ってました!なわけで。でも今作はそこでもじわじわ明かされていく謎。 最後まで読んだら、うわーって、うわぁぁぁってなる→ たまらん。このシリーズはとにかく物語が長いんだけど、長いからこそのカタルシスが!癖になるぅ〜(笑) そして、今作は私の大好きな榎木津の過去がチラ見え&警察側で一番好きな青木くんが活躍しているのでそれだけでも読んでいて楽しかった! さ、次は鵼だー!! (リアルタイム感想) 終わった……そういう……ことかぁ…… またもや京極御大にやられた。このシリーズは読み終わるたびに深いため息をつく。物語が、一つの大きな流れが、あるべき場所に、あるべき筺におさまるかのような、そんな感覚。 あー。榎木津ファンは確かに必読だわ。わかる。コレを読まずして榎木津ファンは次には行けぬ。たぶん。きっと。 それにしても、1300ページを超えるこんがらがった物語を綺麗にまとめるその脳内、マジでどーなってんの?すごすぎでしょ。京極御大ヤバすぎ(語彙力喪失
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オンモラキまでとはちょっと違う、 「ありふれた人たちの日常をいやらしく描く」作風と感じました。 いや、ぜんぜんありふれてるわけじゃないんだけど。 このシリーズの中ではありふれた人たちというか。 トツトツと嫌な話が語られて、 全編通してジメっと落ち着かない気分が続きます。 エ...
オンモラキまでとはちょっと違う、 「ありふれた人たちの日常をいやらしく描く」作風と感じました。 いや、ぜんぜんありふれてるわけじゃないんだけど。 このシリーズの中ではありふれた人たちというか。 トツトツと嫌な話が語られて、 全編通してジメっと落ち着かない気分が続きます。 エノさんが出てやっと爽やかに(≒コメディに)なるのかと思いきや、 そのエノさんが、無理からぬこととはいえ、少々ションボリしているという事態。 その代わりと言ってはなんですが警察関係者が全般にがんばっていて、 青木君はもちろんのこと、公安の郷嶋が場を引き締めてくれて、 山下が行くところまで行って好感度爆上がりになってました。 ところで警察といえば、刑事ドラマでよく「所轄が」「本庁が」 なんて縄張り争いで揉めるじゃないですか。 あれについて、京極先生が独自の取扱をされているのが興味深かったです。
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