- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
それからの三国志
定価 ¥1,100
220円 定価より880円(80%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/1(日)~12/6(金)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2009/06/15 |
JAN | 9784286066998 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/1(日)~12/6(金)
- 書籍
- 文庫
それからの三国志
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
それからの三国志
¥220
在庫あり
商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
おおよそ知っている内容ではあるが、特に蜀の滅亡については興奮をしながら読むことができた。自分が姜維好きというのも相まってぐいぐい引き込まれました。とても残念なのは呉の滅亡について記載が少ないこと。264年から一気に280年に飛んでしまった感じ。
Posted by
四半世紀ぶりに吉川英治版三国志を再読した。 その後すぐに読んだ本。 孔明亡き後の蜀を率いた姜維を主軸に据えた三国の興亡史。 前半部は魏を建国した曹氏から皇位を簒奪した司馬一族が晋を建国する過程が詳しい。もともと曹操からして漢を滅ぼし、玉璽を奪ったわけだから因果が巡っただけ...
四半世紀ぶりに吉川英治版三国志を再読した。 その後すぐに読んだ本。 孔明亡き後の蜀を率いた姜維を主軸に据えた三国の興亡史。 前半部は魏を建国した曹氏から皇位を簒奪した司馬一族が晋を建国する過程が詳しい。もともと曹操からして漢を滅ぼし、玉璽を奪ったわけだから因果が巡っただけとも言えるが、何世代にも渡ってじわじわと追い込んでいくところが狡猾だ。本邦に例を求めれば、差し詰め曹操は信長で仲達と息子達は家康と言った感じがする。 魏は巨大だ。それに比べ蜀はあまりに小さい。ただ天然の要害があるため守るに適しているに過ぎない。孔明の遺訓が国全体に普く及び、天子劉禅も従っているうちは良かったが、姜維の北伐が度重なるにつれ、曲学阿世の輩が国土にも宮廷内にもはびこり出す。 先帝の遺訓を胸に生涯を魏との戦いに捧げた孔明、そして孔明亡き後その使命を継承した姜維。しかし暗愚の帝はいつしか平穏であることが間断なき戦いの成果であることを忘れ平和ボケし、宦官にそそのかされ姜維が要らぬ騒動を起こしていると考えるようになる。 そしてついに魏との最後の戦いにおいて劉禅はあっさり降伏。まだまだ余力十分の姜維の軍を砦の外に残したままでだ。自分には鳥羽伏見での慶喜にその姿が重なった。姜維はその後、魏の鍾会を丸め込み、なんとか蜀の再興をはかったがついに叶わず、殺されてしまった。さぞ無念だっただろう。 姜維は何度か魏を追い込むところまで行っているのに、劉禅の愚かな勅命で撤兵せざるを得ない事態に陥った。孔明もこの勅命に何度も煮え湯を飲まされている。 いくら軍師が優秀で、いくら兵士が勇敢でも、頭である帝が阿呆ならどうにもならない。劉禅が利口だったら蜀が生き残ったかと言われればよくわからないが、わずか30年で滅亡することはなかっただろうと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブックカヴァーにある通り内容は「孔明の死後、三国が統一されるまでの30年間を書き上げた三国志終焉物語」。 著者は一般の三国志ファンで、本作の原型・「三國末史物語」を1974年に自費出版しています。 孔明死後を扱った一般書籍が少ない中で、史書などから伝わる多くのエピソードを盛り込んでいる点、三国末期にも魅力的な人物が多数いることを教えてくれる点から、ビギナー向けの末期入門編としては丁度良い1冊だと思います。 私はこの本で陳泰、傅僉、夏侯玄といった人物に興味を持ちました。 ただ、特に中盤以降で顕著となりますが、小説というよりも評論のようになっている部分が多々有るため、「小説を読みたい」読者にはおススメできません。(そういう方にはまずは「孔明の聖像」をおススメします)
Posted by