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女衒の供養 公事宿事件書留帳 十五 幻冬舎時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2009/06/09 |
JAN | 9784344413146 |
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女衒の供養
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公事宿事件書留帳シリーズ第15作。 義母政江が菊太郎に伝えた陶淵明の山海経の中の一説『精衛(せいえい) 微木(びぼく)を銜(ふく)み 将に以て蒼海(そうかい)をうずめんとす。』 精衛の鳥は木片をくわえて大海原を埋め尽くそうとしている。 精衞はもと人間であったが、鳥の姿に変えられ...
公事宿事件書留帳シリーズ第15作。 義母政江が菊太郎に伝えた陶淵明の山海経の中の一説『精衛(せいえい) 微木(びぼく)を銜(ふく)み 将に以て蒼海(そうかい)をうずめんとす。』 精衛の鳥は木片をくわえて大海原を埋め尽くそうとしている。 精衞はもと人間であったが、鳥の姿に変えられても、屈する事なく、ひとつの事を続けていたという。 人間は、時として、勝ち負けを度外視して、無駄とは知りつつも、やり続けなくてはならない。
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京都の江戸時代を描いている6話からなる。 作者 澤田ふじ子氏が、描く小説は、江戸庶民の苦悩、貧富の差、情、連帯感、など、日々の生活における女性ならではの細やかな点が描かれている。 貧富の差があっても幼きにして、相手の事を重んじる姿を描いている「朝の辛夷」 「あとの憂い」で、継...
京都の江戸時代を描いている6話からなる。 作者 澤田ふじ子氏が、描く小説は、江戸庶民の苦悩、貧富の差、情、連帯感、など、日々の生活における女性ならではの細やかな点が描かれている。 貧富の差があっても幼きにして、相手の事を重んじる姿を描いている「朝の辛夷」 「あとの憂い」で、継母が、菊太郎に伝えた「山海経」(さんがいきょう)の中の挿話・・・陶淵明の連作詩 精衛という鳥になって、大海に微木を銜えて、投げ入れる様は、木片で海が埋められるわけでもないが、報いれなくてもあきらめずに一つの事に力を尽くすことは大切な事だと、、、、述べるのである。 この話を読みながら、ふと、昔の数Ⅲで、コップ1杯の水を海から汲んでも、海は無限大∞である。と、、、、いう事を思い出した。 こんな事を思い出すのも年のせいかもしれないと、一人笑ってしまった。 関係ない事柄なのに、自分の出来事を思い出されるのは 時代小説の良さであろうと、、、思った。 但し、江戸時代生まれではないよ!と、書いておこう!(笑)
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L 公事宿事件書留帳15 相変わらずの菊太郎。今更だけどこの人は恵まれてるな。お信も団子屋を始めたものの特に変わらないし。 奇妙な婆さま、が好きだ。
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