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グリーンフィンガー 約束の庭
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | さ・え・ら書房 |
発売年月日 | 2009/06/01 |
JAN | 9784378014791 |
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グリーンフィンガー 約束の庭
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は目には見えない障害を抱えています。 それがゆえに彼女は学校生活に なかなかなじむことはできませんでした。 だけれどもよく読んでいると彼女は自分の意見を しっかり言える少女なんですよね。 ただその1つの生涯が足かせになっていたわけ。 そして彼女の家庭にも問題があって 誰にもその思いを伝えることはできなかったんだろうな。 たぶんこの本は相応の年代の子が読んでも あまり面白いとは感じないと思うの。 ただ、親御さんはこの本を読んで 不思議そうな顔をしていたらフォローしてあげて 欲しいなとは思うのね。 世の中はうまくは回らないけど 彼女が過ごして汗を流して手入れをした庭は 手入れをすればするだけ輝いてくれる。 裏切らないということ。
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作者はイギリスでの教諭経験があり,思春期の少女の生活を現実感を持って描写.主人公の少女は読字障害を持って居るのだけれど,五感(畑の匂い,土の手触りなど)と農作物への興味から,字を読むことへ努力する.LDなんての主人公の属性の一つに過ぎない感じで強調されていない.
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緑を育てることで、疲れ果てた心や、システム的に進めていこうとするやり方に馴染まない心が、やがて、癒されていく。 言葉をうまく読んだり書いたりできない(識字障害)ケイトも、学校に馴染まないせいで、ロンドンから田舎に家族で引越し、隣家の老人ウォルターと知り合い、小さな芽に心を動かされ、荒れ果ててしまった庭を再生することで、自分自身も再生させていく。学校ではなし得なかった文字の読み書きも、自分で学んでいく(妹と弟の助けも借りながら)。 でも、年老いたウォルターは庭が子どもたちの手で美しく再生されたのを見届けて、その庭で微笑みながら息を引き取ってしまう…。 「あたしがかかわると、ろくなことにならないんだ」 「なにもかも」 物語の終わり、絶望して泣き崩れるケイトの言葉を、ウォルターの孫、友人ルイーゼが否定する。 ウォルターは寂しがっていた。それをケイトが来るまでわからなかった。それなのに、美しくなった愛する庭で、微笑みながら亡くなることができた。 癒しのきっかけなど、どこにあるか、わからない。それは人ぞれぞれだ。 病院で癒される人もあるかもしれない。学校で学ぶ人もあるかもしれない。それ以外の場所で、庭であったとしても、何もおかしいことはない。育っていく植物には、明らかに癒しの力が潜んでいるのだから。 これからも、ケイトは庭の世話を続けるだろう。グリーンフィンガー(緑のゆび)の持ち手として。 …それにしても、学校の教師はひどい。学校自体もひどい。管理教育って、あんな感じか。人として向き合うことがない。こんな学校では、子どもはのびのびとは育つまい。 何気に、弟のマイクが賢こくて(思慮深く、全体の判断力もある)良かった。 追記: ちなみに、これ、タイトルが違ったら、もっと読まれるのではないだろうか、と、ちょっと思った。「グリーンフィンガー」が伝わりにくい。
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