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オールバックの放送作家 その生活と意見
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 2009/05/25 |
JAN | 9784336050854 |
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オールバックの放送作家
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
日常のちょっとした出来事を、ここまで解像度高く文章にできるのかと、その筆力と構成力に唸らされる。テレビのバラエティの裏側のクリエイティブに触れることができてよかった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テレビがテレビというジャンルを確立したのは、実はこの時期ではないかという気がする。よく六〇年代がテレビの黄金時代と言われる。それに異は唱えないが、あの頃がテレビという新しい現場に、映画界や音楽界、出版社から若くて勢いのある才能が集結して一大化学変化を起こした爆発のようなものだとするならば、この九〇年代に行われたことは、テレビで育った人材がテレビこそ一番優れた表現手段と確信して、視聴者を裏切ることは自らも傷つけることと念じて番組を制作し始めたということではないだろうか? わかりやすい例を挙げると、この頃から企画会議で交わされる言葉に「テレビ的」というものが増えた。「それはテレビ的じゃない」「この現象(やブーム)をテレビ的に切り取るならば……」「このスポーツのルールはテレビ的じゃない」云々である。テレビ的じゃない、とはどういうことか? それは視聴者(の中の大多数)が理解できない、ちょっと不快に感じる、知らない人が出ている、といったものか。というのも私は最終的に、何がテレビ的なのかがよく判らないのだ。もっと言うと、あまり興味がない。すごく興味がない、とは違ってて自分なりに視聴者は何を求めてるのか一生懸命考えることは考えるのだが、その頭脳労働で得る快感よりも、例えば新作映画を観て、失敗作としか思えないがなぜか心ひきつけられるものがあった時、それはなぜなのかを一生懸命考えて頭が痛くなるほど考える時の方がより大きな快感を得るような体質なのだ。
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地元の図書館で読む。どのコラムも悪くない。読みやすくて、面白い。ただし、まとめて読むとバランスが悪い。それだけです。
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