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シグニット号の死 創元推理文庫
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シグニット号の死 創元推理文庫

F.W.クロフツ(著者), 中山善之(著者)

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シグニット号の死 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1985/02/01
JAN 9784488106294

シグニット号の死

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/07/10

1938年発表、フレンチ警部シリーズ17作。序盤は、過去の作品を擦るかのような、お決まりの展開に不安を感じる。しかし、過去の反省を活かして違った視点から事件に取り組む真面目なフレンチ警部が登場すると、不安は期待へと一転する。創意工夫が見られるプロットと、地味でありながらリアリティ...

1938年発表、フレンチ警部シリーズ17作。序盤は、過去の作品を擦るかのような、お決まりの展開に不安を感じる。しかし、過去の反省を活かして違った視点から事件に取り組む真面目なフレンチ警部が登場すると、不安は期待へと一転する。創意工夫が見られるプロットと、地味でありながらリアリティある捜査描写は健在だが、やはりキラキラした派手さは全くない。巻末の紀田順一郎氏の示唆に富んだ解説も素晴らしい。たしかに、本書は働く者たちのためのミステリである。

Posted by ブクログ

2024/05/18

うん十年ぶりに読むクロフツのフレンチ警部シリーズ!復刊していて調べると、未読だったため、思わず購入!クロフツ得意の倒叙でないのが残念でしたが、典型的なフーダニット。犯人が意外だっただけに、その間の捜査って一体何だったのかと思わないではなかったのですが、奇抜性なく、関係者からの聞き...

うん十年ぶりに読むクロフツのフレンチ警部シリーズ!復刊していて調べると、未読だったため、思わず購入!クロフツ得意の倒叙でないのが残念でしたが、典型的なフーダニット。犯人が意外だっただけに、その間の捜査って一体何だったのかと思わないではなかったのですが、奇抜性なく、関係者からの聞き取り、証拠の収集、推理と相変わらず、堅実に犯人を追っていく様子は健在でした。

Posted by ブクログ

2023/05/06

敵の多い証券会社社長の死。自殺と思われたが、フレンチ警部は殺人を視野に入れ、地道な捜査を展開する。複雑な家族関係や社長の誘拐事件など、様々な要因が絡まり、捜査は遅々として進まない。フレンチ警部と一緒に辛抱強く歩いているような錯覚を覚える。見当違いや無駄足もあり、臨場感が十分感じら...

敵の多い証券会社社長の死。自殺と思われたが、フレンチ警部は殺人を視野に入れ、地道な捜査を展開する。複雑な家族関係や社長の誘拐事件など、様々な要因が絡まり、捜査は遅々として進まない。フレンチ警部と一緒に辛抱強く歩いているような錯覚を覚える。見当違いや無駄足もあり、臨場感が十分感じられる。

Posted by ブクログ

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