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眠れなくなる夢十夜 新潮文庫
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眠れなくなる夢十夜 新潮文庫

アンソロジー(著者), 阿刀田高(著者), あさのあつこ(著者), 西加奈子(著者), 荻原浩(著者), 北村薫(著者), 谷村志穂(著者), 野中柊(著者), 道尾秀介(著者), 小池真理子(著者), 小路幸也(著者), 「小説新潮」編集部(編者)

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眠れなくなる夢十夜 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介 眠りの世界はまたもうひとつの人生。夢の中の私が抱くまっくろな感情に、現(うつつ)の私はどきり、とする。もしかしたら、夢はこちらの人生のほうではないかと――。漱石の『夢十夜』から100年。『バッテリー』でおなじみのあさのあつこ他、現代人気作家が競演する世にも奇妙で、恐ろしくも美しい、まぶたの裏の十夜のお話。
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/05/28
JAN 9784101332529

眠れなくなる夢十夜

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商品レビュー

3.4

30件のお客様レビュー

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2023/01/20

「こんな夢を見た」の名文句に始まる夢に関する作品を集めた短篇集『眠れなくなる 夢十夜』を読みました。 「小説新潮」編集部がセレクトしたアンソロジー作品です。 -----story------------- 人気作家十名が、それぞれの「忘れえぬ夢」を綴る名アンソロジー。 一夜に...

「こんな夢を見た」の名文句に始まる夢に関する作品を集めた短篇集『眠れなくなる 夢十夜』を読みました。 「小説新潮」編集部がセレクトしたアンソロジー作品です。 -----story------------- 人気作家十名が、それぞれの「忘れえぬ夢」を綴る名アンソロジー。 一夜に一篇。 あなたにも、「忘れられない夢」がありますか。 見知らぬ橋で、いつか訪れるはずの誰かを待つ男。 父親から命を受けた幼い息子が赴く上総の海。 今際の際に現れた、思い出を食べる伝説の動物――。 100年の時を超え、「夏目漱石」『夢十夜』にインスパイアされた10名の人気作家が紡ぐそれぞれの夢物語。 「こんな夢を見た」の名文句に始まる珠玉の10篇を編み込んだ、儚くも美しい、夢アンソロジー。 ----------------------- 本作品には夢に関する以下の10篇の作品が収録されています… 「夏目漱石」の『夢十夜』から100年の時を経て、現代の作家たちが描いた恐ろしくも美しい、まぶたの裏の十夜の物語です。  ■阿刀田高 夢一夜  ■あさのあつこ 厭だ厭だ  ■西加奈子 小鳥  ■荻原浩 長い長い石段の先  ■北村薫 指  ■谷村志穂 こっちへおいで  ■野中柊 柘榴のある風景  ■道尾秀介 盲蛾  ■小池真理子 翼  ■小路幸也 輝子の恋 人の生涯の3分の1を睡眠に費やすともいわれているくらいですからね… となれば、眠りの世界はまたもうひとつの人生なんですよね、、、 夢の中の自分が描く、もうひとつの世界… もしかしたら、夢はこちらの人生のほうではないかと思っちゃうような、そんな作品集でした。 個人的に気に入った… というか、気持ちがシンクロしながら読めて印象に残ったのは、「あさのあつこ」の『厭だ厭だ』、「荻原浩」の『長い長い石段の先』、「小路幸也」の『輝子の恋』の3篇ですね、、、 子どもの頃の記憶って、事実と想像、そして夢のことが、ごちゃごちゃになっていて、どこまでが真実かわからない部分があるんですよね… そんな、モヤモヤする気持ちが、この3篇から感じられたんですよね。 特に『長い長い石段の先』は良かったですね、、、 当時、十歳だった私が見たモノ、そして、30年振りに帰郷した田舎の山で息子が見たモノ、きっと同じモノだったんですよねぇ… 自分の経験とシンクロする部分が強く、感情移入しながら読んじゃいました。

Posted by ブクログ

2021/11/24

全然眠れます。ホラーかと思って手に取ったけど、全く。 全ての作品が「こんな夢を見た」から始まる現代版夢十夜。 夢をお題にした短編集なのでモヤっとボヤッとしてるものが多い。納得したりゾッとしたり腑に落ちなかったり。夢ですからね。 道尾秀介さんの盲蛾は流石ですわ。 最後に夏目漱石の...

全然眠れます。ホラーかと思って手に取ったけど、全く。 全ての作品が「こんな夢を見た」から始まる現代版夢十夜。 夢をお題にした短編集なのでモヤっとボヤッとしてるものが多い。納得したりゾッとしたり腑に落ちなかったり。夢ですからね。 道尾秀介さんの盲蛾は流石ですわ。 最後に夏目漱石の「こころ」をオマージュした「輝子の恋」でスッキリ終わるので後味はよかったです。

Posted by ブクログ

2017/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漱石の夢十夜が好きなので手に取った短編集。『眠れなくなる夢十夜』というより『現代版夢十夜』。夢十夜のオマージュ作品集なので、ホラーではなく幻想文学が好きな人向け。個人的に『こっちへおいで』はちょっと趣がずれていたように思う。『輝子の恋』は『こゝろ』のif版を描いていてとても面白かった。他の短編も、夢か現か、不思議で不気味な世界が描写されていて、甲乙つけがたい面白さだった。

Posted by ブクログ

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