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ドゥルーズ哲学のエッセンス 思考の逃走線を求めて
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ドゥルーズ哲学のエッセンス 思考の逃走線を求めて

ライダーデュー【著】, 中山元【訳】

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ドゥルーズ哲学のエッセンス 思考の逃走線を求めて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新曜社
発売年月日 2009/05/22
JAN 9784788511576

ドゥルーズ哲学のエッセンス

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2012/01/18

読んだ。 p88-  反復の概念がとりくんでいる最初の問題は、人間の認識的な能力が発達する際に、身体的な活動と心的な活動はどのような関係にあるかという問題である。ドゥルーズはほぼベルクソンにしたがいながら、心はまず生物学的な器官のうちで活動を開始するが、この土台から継続的に発展...

読んだ。 p88-  反復の概念がとりくんでいる最初の問題は、人間の認識的な能力が発達する際に、身体的な活動と心的な活動はどのような関係にあるかという問題である。ドゥルーズはほぼベルクソンにしたがいながら、心はまず生物学的な器官のうちで活動を開始するが、この土台から継続的に発展しつづけ、やがては(これから検討するように)ある思想の次元に到達すると考えている。思想は、身体と生物学的な環境においてどのような位置を占めるかにかかわりなく、心の産物であるとしか説明できないものである。  このように心の説明は身体から始まり、まったく身体的でない活動、功利主義的でない心的で「精神的な」活動で終わるのである。ドゥルーズは同じくベルクソンにほぼそのまましたがいながら、功利主義的な合理性と実践的な合理性、そして直接に知覚される対象や当面の問題に集中する営みを、人間のもっともも基本的で土台となる生物学な能力と結びつけるのである。だから思考が登場するのは、この知覚と実践的な必要性という直接的な文脈を超えたところまで進めるかどうかにかかっている。

Posted by ブクログ