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思想地図(vol.3) 特集・アーキテクチャ NHKブックス別巻
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2009/05/28 |
JAN | 9784140093443 |
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思想地図(vol.3)
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
建築から社会設計、コンピュータ.システムまで、私たちの「生」をコントロールする、その多様なあり方に迫る。アーキテクチャの権力にどう対峙するべきか。イデオロギーが失効した時代の批評の新たなる可能性を切り開こうと‥。 -20091228
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この巻から、東、北田のどちらかが一人で編集を担当することになったとのことで、前巻よりも編者である東のねらいがストレートに表れていて、「攻めた」内容になっているように感じました。 巻頭の共同討議「アーキテクチャと思考の場所」は、浅田彰、東浩紀、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司...
この巻から、東、北田のどちらかが一人で編集を担当することになったとのことで、前巻よりも編者である東のねらいがストレートに表れていて、「攻めた」内容になっているように感じました。 巻頭の共同討議「アーキテクチャと思考の場所」は、浅田彰、東浩紀、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司が参加しています。冒頭の東の挨拶で『批評空間』の挫折と東が論文「棲み分ける批評―浅田彰と福田和也に象徴される90年代批評の問題」で提起した問題を下敷きとしつつ、このころ新たな公共性についての構想を展開しつつあった東が、濱野智史、宇野常寛というより若い世代からの問題提起を引き受けることで、おそらくは80年代以降の日本のポストモダン思想とゼロ年代以後の問題意識とをブリッジすることを企図したものだったのではないかと考えます。ただ、そうした東の意図が浅田や宮台に伝えられていなかったようで、あまり議論が掘り下げられることのないまま終わってしまったように見受けられます。東の企画そのものは非常に興味深く感じられるだけに残念です。 安藤馨の論文「アーキテクチャと自由」は、前号の座談会で出席した大屋雄裕の論敵である著者が、功利主義の立場からクリアな議論を展開しており、印象的でした。 福島亮大の論文「ホモ・エコノミクスの書く偽史」は、ケータイ小説や村上春樹、『東方Project』などを題材に、偽史的な想像力の可能性を論じたものです。わたくし自身は、かねてからサブカルチャーにおける想像力がこの方向に囲い込まれていくことに対して違和感をおぼえており、そうした印象はむしろ強められたのですが、自分自身がどこに問題を感じているのかを明瞭に自覚することができるという意味で、興味をもって読むことができました。
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ずっと積ん読だったけど、ようやく読了。 感想を書けるほど消化し切れてないけど、面白かった。 vol.4を読みつつ、ちょっと整理していきたい。
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