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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/05/25 |
JAN | 9784150117139 |
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太陽系最後の日
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太陽系最後の日
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商品レビュー
3.4
15件のお客様レビュー
初めて読んだ。これが昔に書かれたものとは思えない。個人的には、戦艦vs人間のかくれんぼ、が面白かった。
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ハヤカワ文庫収蔵の短編集、その第一巻。他の2巻よりも印象に残る短編がちりばめられている。「守護天使」は「幼年期の終わり」の原型になった短編。「太陽系最後の日」「地中の火」はショートショートのようなシニカルさが、「コマーレのライオン」はいまはやりのメタバースの未来を描くような設定。...
ハヤカワ文庫収蔵の短編集、その第一巻。他の2巻よりも印象に残る短編がちりばめられている。「守護天使」は「幼年期の終わり」の原型になった短編。「太陽系最後の日」「地中の火」はショートショートのようなシニカルさが、「コマーレのライオン」はいまはやりのメタバースの未来を描くような設定。一読の価値あり。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クラークの40年代、50年代初期の作品を集めた作品集。 1.「太陽系最後の日」:太陽の超新星爆発がせまった地球に、さまざまな宇宙人の混成チームが人類を救出にきて、地下鉄にのりこんでしまったりして危機一髪となるが、最後にロケットで地球を脱出した人類を発見する話。 2.「地中の火」:地下をソナーで探り、地中の高密度空間に都市をみつける話 3.「歴史のひとこま」:金星人が地球の失われた文明をさぐっていて、ディズニーのフィルムをみつける話。 4.「コマーレのライオン」:27世紀の停滞した地球文明に刺激をあたえるために、若者がコマーレという都市を訪ねて、ワナをかいくぐって、ロボットと人間の垣根を取り払う技術を持ち帰る話。 5.「かくれんぼ」:宇宙戦争のなか、高速駆逐艦に追われたスパイが宇宙服ひとつで火星の衛星フォボスに降り立ち、小回りの聞かない駆逐艦の捜索をかわして、援軍を待つ話。 6.「破断の限界」:方程式もの。宇宙船の酸素供給システムが隕石で故障し、二人の搭乗員のうち、二人とも生きようとすると酸素が足りないが、一人なら生き延びられるという状態になり、毒殺などを画策する話。性格描写がおもしろい。 7.「守護天使」:『幼年期の終わり』につながる作品で、地球文明の監督者である「天帝」と交渉役の国連事務総長の話、天帝の姿の撮影をここみて、悪魔のような尻尾をもつことが判明する。 8.「時の矢」:化石発掘現場の研究者たちが、近隣の謎の施設について推測をする。タイムマシンの研究所だったという話。 9.「海にいたる道」:都市もの。都市文明が没落して、空中輸送と通信技術が発展した社会で、人間が自然のなかで住むのが当然になっている時代、恋人への愛の証明のために若者が古代文明の都市へ旅をして、そこの絵画に胸を打たれる。そこへ宇宙へ出て行った人類がもどってきて、地球の美術作品を持ち出そうとする。若者はいっしょに宇宙に来ないかと誘われるが、田舎の村に帰る。 このほかに戦中の回顧談、レーダー管制の初期の様子をかいたエッセイ「貴機は着陸降下進路にのっている——と思う」が入っている。
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