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10人兄弟貧乏アイドル☆ 私、イケナイ少女だったんでしょうか?
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2009/05/22 |
JAN | 9784591109656 |
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10人兄弟貧乏アイドル☆
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
中古で安かったから購入。読む前に作者が亡くなっていることがわかり、つい、なぜ自殺したのかという観点から読み進めてしまった。作中で一度自殺未遂をしていて其処から立ち直ってはいたもののまだ完全では無かったのか…。本の最後に家族に対する感謝のメッセージがあるが、亡くなってしまったことで...
中古で安かったから購入。読む前に作者が亡くなっていることがわかり、つい、なぜ自殺したのかという観点から読み進めてしまった。作中で一度自殺未遂をしていて其処から立ち直ってはいたもののまだ完全では無かったのか…。本の最後に家族に対する感謝のメッセージがあるが、亡くなってしまったことで悲しみを引き立ててしまっている。ご冥福をお祈りいたします。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大勢の兄弟たちと小さな部屋で笑い合い、 お祭り騒ぎの毎日を過ごしていたのに、 気が付けば、一人、また一人と 自立をして実家から離れていく。 そして、最後は両親と末っ子の彼女の たった3人だけになって。 寂しくないはずがない。 家族が多いから、15歳になったら自立する。 そのルールは仕方なかったのかもしれない。 だけど、時代錯誤にもほどがある。 何も持たずに15歳で社会に放り出されて生きていけるほど 平成の世は甘くない。 家族の働きだけで学費を賄えないにしても、 高校へ行くために奨学金をもらうとか、 就職するにも職業訓練を受けるとか。 自立するにも準備が必要だ。 小さな島で10人も兄弟がいたら、 生活環境を把握していた大人はたくさんいただろうに、 生きていくための知恵はいくらでもあっただろうに、 どうして誰も教えてあげなかったのだろう。 (掲載されていないだけだと願う) 記憶の中で力になってくれたのは、同年代の兄弟と友人だけ。 心の支え以外、彼らに何ができたと言うのだろうか。 彼女は「上原美優」として、面白おかしく綴っているけど、 「藤崎睦美」はずっと寂しい思いをしていたのだろう。 彼女も知らなかった「本当」が きっと他にもたくさんあったと思う。 この壮絶な物語が悲劇ではなく笑い話にするためにも、 もっと長く彼女の笑顔を見ていたかった。 どうぞ安らかに。
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種子島出身の貧乏アイドルとして有名な上原美優の本である。10人兄弟の末っ子として生まれた上原美優が、これまでの人生を包み隠さず赤裸々に告白している。この本を読んで、予想外に感動した部分は多かった。特に、お母さんとの仲が悪くなり、中学卒業までの約2年間、まともに口をきいていなかった...
種子島出身の貧乏アイドルとして有名な上原美優の本である。10人兄弟の末っ子として生まれた上原美優が、これまでの人生を包み隠さず赤裸々に告白している。この本を読んで、予想外に感動した部分は多かった。特に、お母さんとの仲が悪くなり、中学卒業までの約2年間、まともに口をきいていなかった頃の話である。上原美優は中学卒業後の進路について親とは一切相談もせず、一人で鹿児島の高校に行く決意をしたのである。鹿児島に行くために、家族の誰にも気づかれることなく家を出て一人船に乗り込もうとしたその時、お母さんが港の展望台で大きく手を振っていたのである。そして、船に戻り自分のカバンの中を見てみると、茶色の封筒が入っており、中を見ると1万円が3枚も入っていたのである。非常に貧しい家庭で、当時のお母さんの芋掘りのバイト代が月3万円だったことを考えると、涙が出てくる話しである。上原美優は、自殺未遂をしたり、それ以外にも波乱万丈な人生を歩んでいる。この本を読んだからというのもあるが、個人的に上原美優には好感が持てるし、これからもぜひ頑張ってもらいたいと思った。
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