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摘録 劉生日記 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1998/01/19 |
JAN | 9784003115121 |
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摘録 劉生日記
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岸田劉生 大正9年から14年の絵日記。親しみを感じる文章。春陽会の活動、日常の出来事のほか 芸術論、創作のスランプ、関東大震災の虚脱感など その時の感情をストレートに記述。麗子は思ってたほど出てこない(あれだけ絵を描いてるのに) 大正9年「無形の美、生きた感じを〜露骨に出したい...
岸田劉生 大正9年から14年の絵日記。親しみを感じる文章。春陽会の活動、日常の出来事のほか 芸術論、創作のスランプ、関東大震災の虚脱感など その時の感情をストレートに記述。麗子は思ってたほど出てこない(あれだけ絵を描いてるのに) 大正9年「無形の美、生きた感じを〜露骨に出したい」 *美術の本領は 無形の美、物を再現するのは客にある *美術には写実以上のものがなくてはならない *物の中に宿る 深さ、無形 *能面には全く打たれる〜徳川時代のものに生々しい生きた人のよう 大正11年「仕事がおっくうになった〜こんなことをではいけない〜習慣が大切」 *自分の仕事は〜もっと深いものを生む力を持っているはず〜その力を神に祈る *静かに一つ一ついい仕事を積んでいく、これが余の使命 大正12年 関東大震災 「ああ今日は実に何という日であろうか。ただただ神に罪を謝し御守りを祈るのみである」 *地震は美術家には不安を与えた。美術のはかなさも考えさせられる〜美術の価値は変わらない
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