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奇縁まんだら 続
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2009/05/18 |
JAN | 9784532166946 |
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奇縁まんだら 続
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
横尾忠則のカラーイラストが各章に2枚づつ入る豪華なオリジナル単行本。2冊目。 引き続き瀬戸内晴美が交友のあった文壇人を語っていく。開高健、柴田錬三郎、江國茂、福田恆存、円地文子、有吉佐和子、武田泰淳、井上光晴など。変わったところではテナーの藤原義江、淡谷のりこ、フランソワーズ・...
横尾忠則のカラーイラストが各章に2枚づつ入る豪華なオリジナル単行本。2冊目。 引き続き瀬戸内晴美が交友のあった文壇人を語っていく。開高健、柴田錬三郎、江國茂、福田恆存、円地文子、有吉佐和子、武田泰淳、井上光晴など。変わったところではテナーの藤原義江、淡谷のりこ、フランソワーズ・サガン。最後は恋人だった小田仁二郎という現在はほぼ忘れられた人。 「文壇」とか「直木賞」とかが一種独特の世界だった昭和の世界の雰囲気がよく伝わってきます。 この本に取り上げられている作家は名前のみ知っていて読んだことがない人が多い。そもそも瀬戸内晴美の小説を読んだことがない。ちょっと読んでみようか。 この頃、純文学作家が各娯楽的小説を「中間小説」と呼んで「オール読物」とか「問題小説」とかの月刊誌にでていた。私は「本の雑誌」と「SFマガジン」しか読まない方だったのでずっと縁がなかった。 今はどっちかというとSF,ミステリ、ホラーなどのジャンル小説全体が「エンターテインメント小説」として主流になり「中間小説」というようなものはあまりないと思う。
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菊田一夫:演劇界の大ボスと言う威厳めいたものはどこにも感じられなかった。飄々とした風貌はむしろ人に警戒心を与えない親しみやすさを持っていた 開高健:3泊4日の間中、車の中でも、旅館でもホテルでも開講さんは容器に喋り続け、飲み続け、食べ続けた。その健啖ぶりは恐ろしいほどで、これなら太るわけだとうなづけた 柴田錬三郎:シバレン自身もメガネをかけた端正な顔をしていたが、狂四郎的ニヒルな表情をして、いつでもこったおしゃれな服装をしていた。つまらなさそうな、あるいは不平そうな仏頂面をしていた。めったに笑顔見せなかった
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いうことなし。まず寂聴さんのお人がらが聞き出す本音、サービス精神旺盛と言うのがよくわかる。お金も気もちも出し惜しみする人にはわからない思いやり。最高の本だった。
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