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アートを通した言語表現 美術と言葉と私の関係 河合ブックレット
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アートを通した言語表現 美術と言葉と私の関係 河合ブックレット

宮迫千鶴【著】

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アートを通した言語表現 美術と言葉と私の関係 河合ブックレット

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河合文化教育研究所/河合出版
発売年月日 2009/05/20
JAN 9784777204601

アートを通した言語表現

¥440

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2012/10/01

宮迫千鶴。恥ずかしながら、ポップアート界隈の美術評論家だろうと高を括り、古書で見かけては名のみ知るに留めていた人で、画家であることもあまり認識していなかったし、谷川晃一と共同生活をしていたことも、本書末尾の谷川自身の解説で知った。この本は、宮迫千鶴が自身 の半生について述べた講演...

宮迫千鶴。恥ずかしながら、ポップアート界隈の美術評論家だろうと高を括り、古書で見かけては名のみ知るに留めていた人で、画家であることもあまり認識していなかったし、谷川晃一と共同生活をしていたことも、本書末尾の谷川自身の解説で知った。この本は、宮迫千鶴が自身 の半生について述べた講演録である。ヘッセの『デミアン』が目次に見えたので気になって買ってみたのだが、幼い子どものころに親が離婚した宮迫は、中学からカトリック系女学院に入学、離婚は罪だと教える学校生活で懊悩する日々などを語っている。芸術家に珍しく、アートには「遅い目覚め」だったこと、文学など言葉へのこだわり深く、終生、本を手放さない言葉とアートを「天秤」にかける人だったようである。本書は講演ものとはいえ、認識の正確さ、話の運びの折り目正しさが見られ、宮迫の言葉に対するこだわりはある程度、看取できる。処女評論集という『海・オブジェ・反機能』(深夜叢書社)から読んでみよう、という気になった。

Posted by ブクログ

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