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ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2009/05/10 |
JAN | 9784422215204 |
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ムガル皇帝歴代誌
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
年始に行ったトーハクで、イスラム特集をしていて大興奮だったので、イスラム圏の歴史や文化、芸術についての教養が欲しくなったので借りてみた。 この本が初学者向きではないことはとりあえず理解した。 また別の本を探すわ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
年末に図書館で借り、令和2年1月3日にアメリカがイランの司令官を空爆で殺害し、その報復としてイランが1月7日、イラク国内のアメリカ軍駐留基地を弾道弾で攻撃、続く8日にイランがウクライナ機を誤爆してしまった、そんな年明けに読むこととなった。 本書は1925年までのことが記述されているが、この問題は、1979年の在イラン、アメリカ大使館人質事件に端を発しているという。それまで、イランはアメリカ資本を導入し親米路線をとっていたが、その国王の体制に国民が反発し、イスラム革命を起こして王政を打倒し、ホメイニ師を最高指導者とするイラン・イスラム共和国が樹立された。その年の11月、ホメイニ師を熱狂的に支持する学生たちが、首都テヘランのアメリカ大使館を占拠し、亡命した国王の身柄の引き渡しを求めて大使館の職員などを444日にわたって拘束した。 それはそうと、この皇帝誌を読んで思ったのは、皇帝の国取の規模の大きさと、皇位を狙った親子や兄弟姉妹の争いがえげつなく、それに比べ、日本の武将の国取物語って規模が小さいが、まだ礼や義を感じるということ。 以下は覚書。 【中東地域1】 イル・ハーン国(1256-1340) イスラム改宗以前にチンギス・ハーンの孫フラグが建てた。モンゴル帝国の一部。1295年にイスラムに改宗した。現在のイラン、イラク地域。 ムザッファル朝(1314-1393) 現イランのシーラースを拠点とした王朝。 ティムール朝(1370-1506) イスラム教に帰依したモンゴル人で当時西チャガタイ・ハーン国の現サマルカンドの近くで生まれたティムールによる樹立された。ティムールは歴史上最強の武将の一人に挙げられる。 【中東地域2】 下の4王朝は、20世紀の近代イランの成立に向け基盤を整備した。1925年、レザー・ハーン・パフラヴィー(パーレヴィ)がカージャール朝のアフマド・シャーをパフラヴィー朝を創始し、イランは近代正解お扉を開けることとなった。 サファーヴィー朝(1501-1773) アフシャール朝(1736-1796) ザンド朝(1751-1794) カージャール朝(1796-1925) 【インド亜大陸1】 デリー・スルタン朝(1206-1526) 下の5王朝の総称であり、イスラム教がインド亜大陸に勢力を拡大した時代。 奴隷王朝(1206-1290) ゴール朝に使える奴隷軍人(マルムーク)だったアイバクにより樹立されrた。 ハルジー朝(1290-1320) トゥグルク朝(1320-1414) サイイド朝(1414-1451) ローディー朝(1451-1526) 【インド亜大陸2】 ムガル帝国(1526-1858) チンギス・ハーンを祖先とするザーヒルッディーン・ムハマンド・バーブルにより樹立された。バーブルは、チンギス・ハーンとティムールが実現した世界帝国を再建しようと努力した。 イスラムの部がる人とヒンドゥー教徒からなるインドの軍人貴族との協力関係で成り立っていた。 第3代皇帝アクバル(在位1556-1605)の時代にインド北部にムガルの支配体制を確立し、以後100年におよぶ安泰をもたらした。アクバルは帝国の拡大、非イスラムとイスラムの融和、行財政改革、文化・芸術、科学技術に大きな貢献を残した。 第5代皇帝シャー・ジャハーンは、出産がもとで亡くなった妃ムムターズ・マハルの墓廟として、ヤムナー川沿いにタージ・マハルを建築した。建築には17年を要し、イスラムの教えが体現され、広大な庭園は水路で4分割されたペルシア式のチャハール・バーグ(4分庭園)となっている。
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