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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2009/05/14 |
JAN | 9784575236583 |
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
103この作家らしい情のある作品でした。制度上の欠陥も踏まえた上で、本当の弱者救済が現実になったらいいなあと思いました。
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久々のレビュー。 小杉健治の法廷ミステリーに最近ハマってます。 一度読んで気に入ると続けて他の作品も読み漁りがちです。 裁判員裁判制度が始まった頃。 留守中の認知症の老女が絞殺され、最初は息子が犯人ではないかと疑われたが 事件の捜査によりホームレスの男の犯行とわかり逮捕される。...
久々のレビュー。 小杉健治の法廷ミステリーに最近ハマってます。 一度読んで気に入ると続けて他の作品も読み漁りがちです。 裁判員裁判制度が始まった頃。 留守中の認知症の老女が絞殺され、最初は息子が犯人ではないかと疑われたが 事件の捜査によりホームレスの男の犯行とわかり逮捕される。 このホームレスの男の裁判を、選ばれし国民に加わるのだけど みんなそれぞれ事情があって、主人公らしき主人公がいないので主観が コロコロ変わるのが感情移入しにくく、説明節になりがちでもったいない気が。 認知症の母親をもつ女性と、裁判員に選ばれたことにより会社を休まざるを得なくなったことで 大事な会議から外されてしまった会社員の男性が、この裁判の軌道を大きく変えるという 思いがけない展開に引き込まれました。 ホームレスの男は罪を認めているけど動機が違うのではないか。 本当は、なぜ殺したのか。 それを突き詰めていくストーリーの中で、親と子、家族の在り方、 この部分を織り交ぜていくことによって物語の厚みと奥行きが増して感慨深い作品となっている。 これだから、小杉作品は次々と読みたくなる。 ちなみに今まで読んだ中では水木弁護士シリーズが一番好きです。
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裁判員制度をテーマとした法廷ミステリー。 留守番をしていた認知症の老女が殺され、難航した捜査の末に一人のホームレスの男性が逮捕される。 犯人は自白し、罪を認め、証拠にも問題はない。 しかし、裁判が始まり、被告の自白に不自然さを覚えた一人の裁判員の発言によって、自白の裏...
裁判員制度をテーマとした法廷ミステリー。 留守番をしていた認知症の老女が殺され、難航した捜査の末に一人のホームレスの男性が逮捕される。 犯人は自白し、罪を認め、証拠にも問題はない。 しかし、裁判が始まり、被告の自白に不自然さを覚えた一人の裁判員の発言によって、自白の裏に隠された真実が浮かび上がり、裁く側、裁かれる側ともに苦悩する。 裁判員制度の説明もあり、とても勉強になりました。 また、裁判にまつわる人間模様が垣間見えたし、人を裁く難しさも痛感しました。
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