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単純な脳、複雑な「私」 または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
| 発売年月日 | 2009/05/09 |
| JAN | 9784255004327 |

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単純な脳、複雑な「私」
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単純な脳、複雑な「私」
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商品レビュー
4.5
187件のお客様レビュー
「バイアス」などを扱う認知科学にはもともと興味がありましたが、本書では現象レベルにとどまらず、なぜ脳のシステムがそのような構造を選んだのかという「進化・生命システムとしての必然性」にまで踏み込んでいます。様々な実験が参照されていますが、QRコードで動きのある実験を確認できるのも楽...
「バイアス」などを扱う認知科学にはもともと興味がありましたが、本書では現象レベルにとどまらず、なぜ脳のシステムがそのような構造を選んだのかという「進化・生命システムとしての必然性」にまで踏み込んでいます。様々な実験が参照されていますが、QRコードで動きのある実験を確認できるのも楽しいです。脳の実験を通して「自分のしくみ」を垣間見れるのがとてもエキサイティングな体験でした。 我々の脳は「作話」によって無意識の動作に理由を後付けしている事実や、準備電位が意識に先行するという知見は、私たちの「自由意志」という概念を揺るがします。脳のしくみがわかればわかるほど、「私とは?」という問いに直面せざるをえません。脳科学は哲学と切っても切れない学問なんですね。 本書のハイライトは、いわば「バグ・無駄」にあたる「脳のゆらぎ」こそが高度な生命システムの原動力になり、機械的な決定論を回避しているという視点です。「ゆらぎ」は効率的な正解へのアプローチを生み出し、本来感知できない微弱な情報を検出し、さらには数少ない単純なルール(遺伝子など)を何度も繰り返すことで、想定外の新しい性質を獲得する「創発」を生み出します。まさにタイトルのように「単純な脳」が「複雑な私」を生み出すという脳のダイナミズムが本書で感じられます。
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息子へ) 筆者「池谷裕二」の代表作「進化しすぎた脳」は、アメリカの高校生に対する講義録。それから、10年近くたった後に、池谷先生の母校の高校生にむけての脳科学講義録が、本書。 脳科学の10年分の進化が詰め込まれていたし、それでなくても、池谷先生の講義は、おもしろい。 脳科学自体は...
息子へ) 筆者「池谷裕二」の代表作「進化しすぎた脳」は、アメリカの高校生に対する講義録。それから、10年近くたった後に、池谷先生の母校の高校生にむけての脳科学講義録が、本書。 脳科学の10年分の進化が詰め込まれていたし、それでなくても、池谷先生の講義は、おもしろい。 脳科学自体は、とても難解な学問の世界のはずなのに、脳のことを分かった気にさせてくれる。その解明アプローチそのもの、実験-検証の理系プロセスを追って、説明してくれるので、読者が自ら発見したような錯覚を覚えるほどだ。 ・脳はゆらいでいてタイミングによって判断はかわる。 ・自分の見ている赤と、他人の見ている赤は違う。 ・ありの行列シミュレーション。 残念ながら、お父さんの教鞭能力が乏しいため、このブログでは、本書のすばらしさを紹介しきれない。是非、本書を高校生のうちに読んで欲しい。 脳科学のおもしろさだけでなく、理系学問の醍醐味を感じることができる。 君の進路に影響を与えるかもしれない本だ。 (お父さんの本の買い方) 守山市立図書館 (読め、もしくは、読むな) 読め! (君が・・・歳のころに) 高校生のころに
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会社の後輩がブログですすめていたので、読んでみました。 筆者の独自の見解もたくさん盛り込まれているようですが、論理展開に無理がないので、非常にスムーズに読み進めることができます。 「生物は、以前に獲得した機能を使い回すことで、新しい機能を獲得する」という概念や具体例の説明がい...
会社の後輩がブログですすめていたので、読んでみました。 筆者の独自の見解もたくさん盛り込まれているようですが、論理展開に無理がないので、非常にスムーズに読み進めることができます。 「生物は、以前に獲得した機能を使い回すことで、新しい機能を獲得する」という概念や具体例の説明がいくつもあるのですが、この概念は、生物の進化を理解する上で、非常に重要だと思っているので、この本を通じて、いろんな人に理解してもらいたいと思っています。 以前、池谷裕二の『進化しすぎた脳』を読んだことがあります。 その本は、前半が非常に読みにくかったのですが、今回の『単純な脳、複雑な「私」』は、全体を通して、無駄がなく、洗練されていて、説明も丁寧で、論理展開がしっかりしているので、とても読みやすく、よい本だと思います。 おそらく、相当の準備をしてとりかかったのではないかと思います。 面白い本ですので、「脳」に興味のある方は、是非、読んでみてください。
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