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アメリカはどれほどひどい国か
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アメリカはどれほどひどい国か

日下公人, 高山正之【著】

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アメリカはどれほどひどい国か

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2009/05/02
JAN 9784569707389

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商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2012/06/21

アメリカの大統領が変われば対日政策はかなり変化すると思っています。ブッシュが良かったと判断するのは難しいですが、その前のクリントン氏と比較した場合、日本経済に及ぼす影響を考えた場合には良い点もあったのではないでしょうか。 そのような中、民主党のオバマ氏が大統領になって半年が経...

アメリカの大統領が変われば対日政策はかなり変化すると思っています。ブッシュが良かったと判断するのは難しいですが、その前のクリントン氏と比較した場合、日本経済に及ぼす影響を考えた場合には良い点もあったのではないでしょうか。 そのような中、民主党のオバマ氏が大統領になって半年が経過しようとしています。アメリカ論について、いつも愛読させていただいている日下氏の本が久しぶりに目に付いてので読んでみました。アメリカの奴隷にまつわる歴史についても認識を新たにしました。 以下はためになったポイントです。 ・オバマ政権は一見して親中・反日のクリントン政権とそっくり、ブッシュ時代に鳴りを潜めていた訴訟騒ぎが再燃する(p19) ・メイフラワー号がアメリカに着く前年の1619年に、アメリカでは奴隷市場が成立していた(p21) ・豊臣秀吉がバテレン追放令を出したのは、九州にいた外国人宣教師が日本人を奴隷として売り払ったから(p25) ・アメリカは組合意識が高まって製造業が衰退したと言われるが、そうではなく、製造業部門で使える「奴隷」が枯渇し始めたから、そこで同じ構造の中国に目をつけた(p27) ・奴隷扱いしてきた中国人労働者にそれなりの賃金を払う必要が生じると、中国は南北戦争当時のアメリカに近づく(p33) ・中国がいま一番怖いのは、地下水の汚染である、2008年1月の湖南省の板橋鎮の硫酸工場から硫酸が地下水に流れて数千人の入院騒ぎとなった(p41) ・中国には昔から4つの階級がある、帝王に仕える官僚、官僚予備軍・官僚を失業した知識人、その下に農民、最下層に流民である、流民が革命分子となる(p46) ・アメリカには政治を司る「ワシントンのアメリカ」、経済を司る「ニューヨークのアメリカ」、そして「田舎のアメリカ」がある、オバマ氏は「田舎のアメリカ」の代表である(p57) ・アメリカの開拓史によると、黒人に対しては奴隷扱い、インディアンに対しては即、殺戮を行った、インディアンはプライドが高くて白人のために働かなかったから(p59) ・20世紀の最も印象深かった出来事をアメリカのジャーナリストが選んだ結果、一位:原爆投下、二位:アポロ月着陸、三位:真珠湾攻撃、であり日本に対する恐れが上位にある(p88) ・中川前財務省のバッシングも人種偏見の影がある、10年程前のミッキーUSTR代表が酔っ払って二階から落ちて会議がある、フランスのサルコジ大統領、ロシアのエリツィン大統領などの醜態については欧米メディアは触れない(p99) ・日本軍でも兵隊を殴っていたのは、下士官連中、将校はそれを叱っていたという三層構造になっていた、現在の会社でも新入・中堅・幹部社員と同様(p101) ・1872年、中国人をアメリカ大陸で奴隷として売り飛ばすペルー船籍の船に乗っていた中国人を救助したことに対して、ペルーは賠償請求・謝罪を求めたが、国際仲裁裁判で日本は勝った、日本は奴隷廃止という伝統(1500年)を守ったにすぎない(p106) ・明治維新で日本がすごいところは、電気・ガス・鉄道等の利権を外国に売らずに、外国人を雇って技術を導入したこと、これは世界に例を見ないこと(p112) ・明治17年に爵位を決めたときに、武家から最高位の公爵になったのは、徳川宋家・島津・毛利の三人だけ、その他は公家のみ(p119) ・ガンの原因は、アメリカ人が出したウィルス説がノーベル賞を受賞したが、今となってみれば日本人が出した刺激説が正解である(p130) ・大東亜戦争が世界に与えた最も大きな衝撃は、アメリカで黒人が目覚めたことである(p132) ・アメリカでの奴隷市場は実は、メイフラワー号が着く一年前に店開きしていて、最初の売り物は140人の英国産の白人囚人であった、その後に黒人男性、やがて女の奴隷も入れるようになった(p137) ・リンカーンは黒人奴隷制の廃止を宣言したが、それに前後してダコタ族の討伐命令を下し、その処刑まで命じている(p139) ・徴兵制を採用するとむやみに死傷率が上昇する、フランス人を多く殺したのはナポレオン、ソ連人はスターリン、中国人は毛沢東、ドイツ人はヒトラー、アメリカ人はリンカーンである(p145)

Posted by ブクログ

2011/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつも目から鱗の事実、史実を教えていただいて感謝しております。どうひいき目に見ても、かなりの右寄りの発言ばかりが目立ちますが、今までの日本の普通の教育で私が得てきた知識の偏り具合から考えると、これぐらい反対にもう一度揺らしたほうが、補正が効き、もう一度冷静に世の中を見ようと言う気概が出てきます。 アメリカはニューヨーク、ワシントン、レッドネックの国だと言う見方は新鮮で面白かったです。 【目次】 まえがき 高山正之 第一章 米中・共倒れの時代 アメリカと中国の意外な共通点  アイデンティティのない国は「こすっからい」 騙し合いやむしり合いが増える  中国とアメリカの「奴隷経済」  「白人優越主義」というモラル  「オバマ大統領」=アメリカのずるさの表れ?  奴隷支配の国:中国  米中は互いに「食い合う」関係 「働かずして儲ける」のが米中の狙い  米中は日本を師と仰げ 人に働かせるのはもうやめよ  失業対策としての公共事業  公共事業に行き詰まると革命が起こる中国  中国史に見る王朝の栄枯盛衰  中国は日本と戦争がしたい  誘いに応じると偏される  日本は「高みの見物」でよい  第二章 アメリカの悪巧みにのるな 「中東大団結」を恐れるアメリカ  イラク戦争に深入りしたツケ  三つのアメリカがある  アメリカの人種観を忘れるな  人種対立の行き着く先は?  赤字に転落したカリフォルニア州の行方  牛馬の餌に感謝決議した日本の国会  誰のための日本総領事館なのか  安倍元首相のカムバックを期待する  「サルでも出来るマスコミ式発言表」  いずれ潰れる「反日マスコミ」  「日本の強さ」を発信しつづけよ  日中間に不和の種を蒔くアメリカ  朝鮮牛島の分断は未申に好都合  孫文は満洲を日本に売ろうとしていた  第三章 やはり世界は腹黒い アメリカ人はいまも日本人を恐れている  数値目標であるかのごとき優遇政策  日本が立つ「ノーマンズランド」  経済成長を重ねた過程でネットに近づきすぎた  中川前財務相のバッシングに人種偏見の影を見る  アメリカは決して"人種の坩堝"ではない 至るところにあった間接統治の支配構造  幕末期から奴隷制度を非難してきた日本  米国企業が中国に進出する本当の理由  自分の国を自分で守った幕末日本  米軍基地は"ビンの蓋"  第四章 日本は「孤立」しても困らない 優れた英知を持つ日本人  日本を警戒するアメリカ  映画『フォレスト・ガンプ』が描いたアメリカの病理  メイフラワー号でやってきた清教徒は何をしたか  人道的と言うには程遠いリンカーンの人物像  トーマス・モアの『ユートピア』に学ぶ戦争論  日本がなすべきことはいろいろある  日本の自衛隊も傭兵を使え  国際人遵法の元祖トーマス・モア  田母神問題に見るジャーナリズムの罪  「狂気編隊」と書かれた航空自衛隊の雫石事故  日本人はなぜ悪口を言うようになったのか  学習院の同級生が「ご学友」とは!  日本の自主防衛を封じる「米中密約」の腹黒さ  あとがき 日下公人

Posted by ブクログ

2011/01/15

日下 公人(くさか きみんど、1930年12月9日生 )は、日本の評論家、作家。保守派の論客として知られる。

Posted by ブクログ

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