マリリン・モンローという女

藤本ひとみ【著】

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2009/05/01
• JAN: 9784048739498

商品レビュー

2012/01/17

マリリン・モンロー初心者にはぴったりなんじゃないかな。藤本さんの文章はすごく読みやすいし、「皇后エリザベート」の時もそうだけど、マリリン・モンローの寂しさ苦しさが募ってきて胸が痛かったです。トップスターと普通の幸せを両立するのは難しかったんだなぁ。

2010/03/28

私の知力不足だとは思うのですが

難しかった。
相関図が欲しくなるというか
人が多すぎて、混乱しちゃって
本文が入ってこなかった

2009/09/07

ノーマ・ジーン・モーテンセン、後のマリリン・モンロー。
愛されること、幸せな家庭を持つ事を夢見る一方、セクシーなだけの女優ではなく、
実力派女優として活躍するため日々努力し自分を磨くモンロー。
しかし、夢を手にしようとするたび、不幸は訪れる。
度重なる離婚、仕事上での裏切り、遠のく夢ーーー。
次第に薬漬けになり、正常な判断が出来なくなっていく。
そんな時、別れた二番目の夫と再会し…。

藤本さん、最近こういうの多いですね。
ナポレオンの流れから、「自分の人生と戦う女性」がピックアップされています。
子供時代に素のままを愛してくれる存在の不足が、ノーマ・ジーンの内面を枝分かれさせて、
ついには素のノーマ・ジーンが見えないくらいまで大きく
マリリン・モンローのキャラクターが育ってしまって、誰も直にノーマ・ジーンを見る事が出来ない。
見ている側は理解不能に陥るし、本人も苦しい…というのがよく伝わってきます。
もう少し早く、ノーマ・ジーンを見つめてあげる事の出来る人が現れていたなら…
と思っちゃいますね。