1,800円以上の注文で送料無料

熱力学・統計力学
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

熱力学・統計力学

W.グライナー, L.ナイゼ, H.シュテッカー【著】, 伊藤伸泰, 青木圭子【訳】

追加する に追加する

熱力学・統計力学

定価 ¥5,170

3,520 定価より1,650円(31%)おトク

獲得ポイント32P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 シュプリンガージャパン
発売年月日 2009/04/26
JAN 9784431100577

熱力学・統計力学

¥3,520

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/10/27

熱力学から量子統計、カルノーから中性子星まで、扱う分野は幅広い。例題と計算例は大変多いのでレポートをやる時は便利。 しかし多分目の付け所が悪いのか、解釈が悪いのか、散漫なのか、余り分かり良くない、というか面白くない。独自の観点、直感性が抜けているのか?シュプリンガーの版組が嫌い...

熱力学から量子統計、カルノーから中性子星まで、扱う分野は幅広い。例題と計算例は大変多いのでレポートをやる時は便利。 しかし多分目の付け所が悪いのか、解釈が悪いのか、散漫なのか、余り分かり良くない、というか面白くない。独自の観点、直感性が抜けているのか?シュプリンガーの版組が嫌いなのか… 熱力学は清水先生を、統計は久保亮か統計力学ハンドブックをオススメする。

Posted by ブクログ

2010/04/05

 熱力学・統計力学の勉強をしようと思い、購入。この本の特長として、「熱力学→古典統計力学→量子統計」をしっかりと網羅している点が大きい。たいていの本は、古典統計を書いていない場合が多い中、しっかりと書いてあるのは(お値段的にも)非常に良い。例えば、熱力学が何を目指す学問なのか(系...

 熱力学・統計力学の勉強をしようと思い、購入。この本の特長として、「熱力学→古典統計力学→量子統計」をしっかりと網羅している点が大きい。たいていの本は、古典統計を書いていない場合が多い中、しっかりと書いてあるのは(お値段的にも)非常に良い。例えば、熱力学が何を目指す学問なのか(系を巨視的状況から考察し、いくつかの適切な状態量及びそれらの関係性を示す方程式を実験により決定する学問)を書いてから、熱力学第0法則の説明などで各状態量を定義することから、熱力学が始まる。  一方で、上の例からもわかるように、あまり初学者向けではない。というより、別の本を読む必要性があるかもしれない。もともとこの本は、最初に書いてあるように、(理論物理学科の)大学院生向けに書かれ、量子力学はすでに一度履修しているものとして書かれている。したがって、熱力学のあたりから(古典)統計力学・量子力学の内容が入ってくる(例えば、P.49の第2章 「すべての微視的状態が問う確率であることに関して」 の例2.5において、不確定性原理の話が出てくるところから始まり、様々な所に現れる。)。ただ、院生向けであり熱・統計をしっかり網羅していることから、非常に精密に議論してあり、また注釈も非常に凝っている(←もっとも訳者のおかげかもしれない)。  値段は、4,700円でちょっと高いが、先ほど書いたように、「熱力学→古典統計力学→量子統計」をしっかり網羅していて、真剣に勉強しようとしたら、複数冊の本を買わなければいけなくなることを考えたら、総合的には安い。また、例題や問題(どちらも直後に解答あり。受験時のチャート式の例題のイメージ)によって、少し具体的な話を扱う。例えば、熱力学の部分で、高校化学Ⅱで出てくるヘンリーの法則・ラウールの法則・浸透圧の法則を導出する。そこで、具体的な計算練習もできる。以上の観点から、非常によろしい本でした。  ちなみに、まだ量子力学をやっていないので量子統計はやらず、1回読むのを中止することにしたので、量子統計を読んだら追加で書き込みます。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品