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塩の文明誌 人と環境をめぐる5000年 NHKブックス1134
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2009/04/27 |
JAN | 9784140911341 |
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塩の文明誌
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植物遺伝学の佐藤洋一郎氏と、農業土木学専門の渡邉紹裕氏の二名からの共著であるものの、対話形式によるものでなく、互いを補完するように、意見を出して修正しまとめたもの。 当然のように使用し、身体に摂取している塩についてなかなかに興味深い本であった。 人間だけでなく、それは動植物にとっ...
植物遺伝学の佐藤洋一郎氏と、農業土木学専門の渡邉紹裕氏の二名からの共著であるものの、対話形式によるものでなく、互いを補完するように、意見を出して修正しまとめたもの。 当然のように使用し、身体に摂取している塩についてなかなかに興味深い本であった。 人間だけでなく、それは動植物にとっても塩は必須であるため、それぞれに知恵を用いて取り入れていること、世界を通して塩が循環しているものの、昨今では工業製品に取り組まれ、循環が絶たれること等見落としがちな点を指摘している。 また農業の発展に伴う塩害についても述べており、発展による人口増加、食糧の必要性、灌漑拡大はどうしても避けられないのであろうが、それらによる森林破壊、土壌の塩性、沙漠化などそれはまさにいかに人間が自然と向き合い、上手に折り合いを付け合いながら生きていかなければならないということ、そして塩に限らず、物事全てに長短、両面性があることを改めて考えさせられた。
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著者の2人は、農業土木学や植物遺伝学の専門家。地球環境という広い視野に立ち、人類に必須の資源である塩について解説。塩は生命を育みますが、古代文明を滅ぼす力をも持っています。 人類は古代より製塩技術を開発し、塩蔵や発酵など多様な塩の食文化を築き上げてきました。しかし文明が自然...
著者の2人は、農業土木学や植物遺伝学の専門家。地球環境という広い視野に立ち、人類に必須の資源である塩について解説。塩は生命を育みますが、古代文明を滅ぼす力をも持っています。 人類は古代より製塩技術を開発し、塩蔵や発酵など多様な塩の食文化を築き上げてきました。しかし文明が自然との関係を誤った場合、塩害などは文明を危機に導くものとなるのです。著者は自然と共生する重要性を説きます。 塩漬けや醤油など、塩を活かした食文化の紹介に加え、塩害に苦しんだ古代文明や、塩のもたらす環境危機の仕組みも述べられているこの本。人類と塩の壮大な歴史を概観するだけではなく、未来を見つめる一冊です。
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塩害の農業への影響や文明崩壊を中心に、製塩の歴史や食物との関わりも含めて塩の人類に対する関わりを説き起こす。 図書館にあったのを何気に取ったのだけど面白かった。
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