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紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 角川ソフィア文庫
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紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 角川ソフィア文庫

紫式部【著】, 山本淳子【編】

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紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川学芸出版/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/04/24
JAN 9784044072049

紫式部日記

¥770

商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2024/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【ブログで紹介】 NHK大河ドラマ「光る君へ」を越後行きの前くらいからきちんと観はじめ、紫式部に興味を持って読みました。 1.解説に助けられる 現代語訳、原文、解説の順で各日記が掲載されています。 先に原文を読んでから現代語訳・解説を読むようにしました。 しかし、はじめに読む原文の意味が全く分からず、読み終えるのにとても時間がかかりました。 このビギナーズ・クラシックス 日本の古典シリーズの「古事記」の場合は書き下し文でなんとなく意味が分かったのに、「紫式部日記」の原文が”まったく”分からないとは! 授業の古典も漢文も好きじゃなかったからなあ。。。 ただし、山本淳子さんの現代語訳・解説に助けられました。 背景や心情がよく分かりました。 古典が苦手でも、本書は分かりやすいためおすすめです。 なお、たくさん登場する人物はNHK大河ドラマの相関図を見て、イメージが分かるようにしました。 これはロバート秋山、はんにゃ、にいにい(NHK朝ドラ「ちむどんどん」)とか。。。 2.内容 紫式部が内気な性格であること、 漢学を知っていることは女性として好ましくないため隠そうとすること、 定子のサロンは雅であったが、仕えた彰子のはそうではないこと、 女房達が役に立たないこと、改革した方がよいと強く願うこと、 清少納言への強烈な批判があること、 などは大河ドラマの放送もあってwebで見かけるようになり、ここでは多くを書きません。 彰子への宮仕えがルポ―ルタージュの意味合いもあったとは驚きです。 そのため冷静な情景の記述があります。 3.日記の構成 何となく日記の最後が尻切れトンボのようになっているように思いました。 日記を残そうと努めたのか、藤原道長や彰子に提出したのか、どうだったのでしょうか。 最後が消失しているのでしょうか。 日記の合間に、私的な手紙がまぎれているような構成になっているそうです。 本日記は江戸時代の写本しか残っていないとのことで、だれかが編集してしまったのでは、と思います。 CDのボーナストラックや雑誌の特別付録のような感じで。 原本や当時の写本はきっと残っているはずです。 どこかの家から発見されないか願っています。 (2024.9.23) ※2024.7.3購入@調布市真光書店  2024.7.25読書開始、9.21読了

Posted by ブクログ

2024/07/25

▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00554861

Posted by ブクログ

2024/05/04

図書館の大河コーナーにありとりあえず借りてみましたが、読みだすと、これが読める。古典は苦手の私にも、現代文、原文、解説、の順に日にちを追って印刷されている。細切れになっているところが読めた理由かも。それに山本さんの現代文、解説がとても分かりやすい。やはり手元に置かねばと購入しまし...

図書館の大河コーナーにありとりあえず借りてみましたが、読みだすと、これが読める。古典は苦手の私にも、現代文、原文、解説、の順に日にちを追って印刷されている。細切れになっているところが読めた理由かも。それに山本さんの現代文、解説がとても分かりやすい。やはり手元に置かねばと購入しました。 「紫式部日記」は、彰子の出産の様子を記すようにとの命令から書かれたものだとの推測。書かれたのは2年後だがその時はメモを取っていたのではという解説。后の出産は一大事、一大イベントであるのがわかります。血は穢れとされ天皇は穢れに遭ってはならないので后姫たちは内裏から出て実家などに帰る。本人は几帳の中にはいるものの回りには女房だけで40人が控え、出産の無事を祈る祈祷の僧侶などもいて、紫式部は分娩室の次の間にいた。道長は几帳の外でサポートし大声をあげている。 「紫式部日記」は A 前半記録部分」寛弘5年(1008)秋の彰子出産前から翌年正月3日まで B 消息体 「このついでに」で始まる手紙文体部分 C 年次不明部分 いつのことかしらされない、二、三の断片的エピソード D 後半記録部分 寛弘7年(1010)元旦から正月15日まで。 この構成は、一旦記録を書き終えた紫式部が飽き足らずにその後を書き加えたとも、紫式部が残した幾つものメモが後の人の手でつなぎ合わされたためとも考えられるが、謎のままだとある。 「紫式部日記」は作者の書いた原本はもちろん、古い時代に書き写された本も伝わっていない。現在残るのは「紫式部日記絵巻」の絵詞以外は皆、江戸時代以降に書き写された写本や印刷された版本ばかりだとある。 2009.4.25初版 2023.11.30第14刷 購入

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