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蘇我氏の正体 新潮文庫
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蘇我氏の正体 新潮文庫

関裕二【著】

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蘇我氏の正体 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/04/25
JAN 9784101364728

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蘇我氏の正体

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商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2017/05/17

暫く積読だった本。久し振りにこの著者の本に手を出してみた。 前半は、祟るんだったら聖徳太子より山背大兄王の方だろうとか、梅原猛が法隆寺の蘇莫者は聖徳太子としていることに対し、強引な付会いとしている。この蘇莫者が斉明帝の死後に現れた蘇我の亡霊に似ている。飛鳥に残った元興寺のことなど...

暫く積読だった本。久し振りにこの著者の本に手を出してみた。 前半は、祟るんだったら聖徳太子より山背大兄王の方だろうとか、梅原猛が法隆寺の蘇莫者は聖徳太子としていることに対し、強引な付会いとしている。この蘇莫者が斉明帝の死後に現れた蘇我の亡霊に似ている。飛鳥に残った元興寺のことなど、成程と思うことがあった。 中臣鎌足の正体や石川麻呂と娘の蘇我造媛の塩に纏わるエピソードは漫画「天智と天武」のもあったなあ。 残念ながら、後半はトヨ=神功皇后説をそれこそ強引に展開し、トヨと天の日鉾の婚姻とか、事代主も一言主もサルタヒコも何でもかんでも無理やり結びつけられるので、かなり辟易した。 トヨがヤマトから北九州の卑弥呼を滅ぼしに行ったのが本当なら、魏の査察官はあんな倭人の条を残さないだろうに。このトンデモ説を止めてくれたら、もっと説得力のある古代が描けるだろうと思う。 奈良の神社を訪ねると、事代主を祀っていることは確かに多い。国譲りのとき、チョットだけ出てくる端役じゃないんだな。一言主と同一神とは思わないけどねえ。

Posted by ブクログ

2013/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

邪馬台国のヒミコの後継と目されているトヨは実は神功皇后で、ヤマト勢力の指図でヒミコを滅ぼしヤマト勢力の人として支配権を後継したという推測は面白かった。 出雲に鉄王国があったからヤマトに侵略されたとかいうのは初耳ではなかったし、蘇我自体が王家の一族というのも古代中国、殷王朝の王家の実情推測から比定すると容易に想像できるし実際そう思っていたので新鮮味はなかった。 ただ、論旨がぴょんぴょん飛ぶし、古代人名の振り仮名も初出のときのみで二回目以降からふりがな無しだし、一般の人にとって古代の人名や神の名前は読みづらいし、人物相関もなじみが薄いからコモディティを考えての出版ならきわめて不親切といわざるをえないかな。 こういう見方もあるんだよ、という視点を紹介するという姿勢においては悪くないと思う。

Posted by ブクログ

2011/04/14

蘇我氏はその出自の正統なる故に日本書紀から隠蔽された。 と云う筆者の主張を元にした蘇我についての考察。 私見としては、面白いが若干無理があるような感じ…。

Posted by ブクログ

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