1,800円以上の注文で送料無料

五郎治殿御始末 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

五郎治殿御始末 新潮文庫

浅田次郎【著】

追加する に追加する

五郎治殿御始末 新潮文庫

定価 ¥572

110 定価より462円(80%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/14(木)~11/19(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/04/25
JAN 9784101019253

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/14(木)~11/19(火)

五郎治殿御始末

¥110

商品レビュー

4.3

47件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/23

明治時代になり今までの価値観がひっくり返ってしまった武士たちが、それまでの価値観に始末をつけ、新しい人生を歩もうとするお話です。 ちょうど読んだばかりでしたので、「チーズはどこへ消えた」の幕末版かと思いました。 ただこのお話は単純にチーズが無くなったからすぐに新しいチーズを探しに...

明治時代になり今までの価値観がひっくり返ってしまった武士たちが、それまでの価値観に始末をつけ、新しい人生を歩もうとするお話です。 ちょうど読んだばかりでしたので、「チーズはどこへ消えた」の幕末版かと思いました。 ただこのお話は単純にチーズが無くなったからすぐに新しいチーズを探しに行けば良いと言うわけではなく、武士としての価値観やしがらみや感情などに、それぞれの登場人物が始末をつけるさまに、日本的な美徳を感じることができました。

Posted by ブクログ

2024/06/01

幕末~明治維新を舞台に無名の武士たちの人間ドラマを描いた、表題作含む6編の短編集です。浅田次郎の筆力が冴えわたります。 以下2つが面白かったです。 ■柘榴坂の仇討ち 明治の時代になっても桜田門外の変の敵討ちを狙う彦根藩士の物語です。映画化もされたようですね。井伊直弼が好きな方...

幕末~明治維新を舞台に無名の武士たちの人間ドラマを描いた、表題作含む6編の短編集です。浅田次郎の筆力が冴えわたります。 以下2つが面白かったです。 ■柘榴坂の仇討ち 明治の時代になっても桜田門外の変の敵討ちを狙う彦根藩士の物語です。映画化もされたようですね。井伊直弼が好きな方には刺さると思います。 ■五郎治殿御始末 書き手が明治元年生まれの自身の曾祖父から話を聞くという形で話が進みます。現代が幕末から地続きな時代であることが思い知らされます。 幕末における桑名藩の歴史についても学べました。また昔の日本人の「家」への想いも理解できた気がしました。時代や組織に翻弄されながらも武士としての信念を貫く岩井五郎治の生き様にはサラリーマンであれば共感できるのではないでしょうか。ラストは鳥肌立ちました。 (メモ) ・五郎治は始末屋であった。藩の始末をし、家の始末をし、最も苦慮したわしの始末にもどうにか果たし、ついにはこのうえ望むべくもない形で、おのれの身の始末もした。男の始末とは、そういうものでなければならぬ。けっして逃げず、後戻りもせず、能う限りの最善の方法で、すべての始末をつけねばならぬ。

Posted by ブクログ

2023/09/30

江戸から明治へと時代が変わった・・・と教科書ではさらっと読んできたけど、武士という地位がなくなった人たちは、どのように生きてきたのだろう。 武士としての矜持を持ち続けるのより、今日のご飯って思うのは、あの時代を生きてないお気楽な女だから言えることかな。 とても考えさせられたし、お...

江戸から明治へと時代が変わった・・・と教科書ではさらっと読んできたけど、武士という地位がなくなった人たちは、どのように生きてきたのだろう。 武士としての矜持を持ち続けるのより、今日のご飯って思うのは、あの時代を生きてないお気楽な女だから言えることかな。 とても考えさせられたし、おもしろい作品でした。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品