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富士には月見草 太宰治100の名言・名場面 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/04/25 |
JAN | 9784101006192 |
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富士には月見草
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
太宰治の 壮大なるネタバレ本 もしくは ガイド本 学生はこれ読んで 読書感想文書けちゃう 面白かった 妙興寺のブックオフにて購入
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読むほうとしては、書かれているのは作者自身のことに違いないのに、自分の心の奥に隠しておきたかった秘密を、この人はどうしてこんなによく解るのだろう、という戦慄を覚え、それが繰り返されるにつれ、やがて自他が逆転して、この人(太宰)を解るのは自分だけだという確信に変わり出す。 少女にとって最高最大の関心事は自分の顔で、性格を褒められるより、顔を褒められるほうが、何十倍も何百倍も嬉しい。なぜなら、性格のいい人ほど、自分の気持ちがころころ変わりやすく、人に言えないような悪い考えを持つ場合もしばしばあるのをよく知っているからだ。だから性格を褒められても嬉しくない。だが、顔は昨日と今日で変わることがなく、いつもおんなじでまさに自己同一性そのものだから、何よりもそこを褒められ、まずそこを好きになってほしいのである。 安心し給え、君の事を書くのではない。「鉄面皮」という題でのっけからこう書き出される。不特定多数を対象に発表された小説を、読むものには、自分一人に宛てられた手紙のようにおもわせる。太宰独特の手法を典型的に示す一篇だ。 私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。さらば読者よ。命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。(「津軽」より)
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太宰作品を読み続けた作家である長部氏の解説、これは面白いです。 いつものように、題名で読み始めました。 5月の河口湖の旅に影響を受けているようです。 何かの影響で読むことが多いのですが、太宰氏の感性が、実は・・ 現代の若者とそっくり同じであると・・フ~ム・・ 生誕100年記念出版...
太宰作品を読み続けた作家である長部氏の解説、これは面白いです。 いつものように、題名で読み始めました。 5月の河口湖の旅に影響を受けているようです。 何かの影響で読むことが多いのですが、太宰氏の感性が、実は・・ 現代の若者とそっくり同じであると・・フ~ム・・ 生誕100年記念出版版。
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