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モルグ街の殺人・黄金虫 ポー短編集Ⅱ-ミステリ編 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2009/04/25 |
| JAN | 9784102028056 |

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モルグ街の殺人・黄金虫
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商品レビュー
3.6
71件のお客様レビュー
エドガー・アラン・ポー著者、『モルグ街の殺人事件』。(短編集より抜粋) 【あらすじ】 パリのモルグ街で、母娘が惨殺されるという不可解な事件が発生する。現場は外部からの侵入・脱出が困難な状況にあり、目撃者の証言にも食い違いがあった。警察が真相を突き止められないなか、鋭い観察力と分...
エドガー・アラン・ポー著者、『モルグ街の殺人事件』。(短編集より抜粋) 【あらすじ】 パリのモルグ街で、母娘が惨殺されるという不可解な事件が発生する。現場は外部からの侵入・脱出が困難な状況にあり、目撃者の証言にも食い違いがあった。警察が真相を突き止められないなか、鋭い観察力と分析力を持つC・オーギュスト・デュパンが、現場に残された事実と証言を手掛かりに事件の謎へと迫っていく。 【感想】 「十角館の殺人」の作中で描かれたミステリー作家の起源を調べるなかで、現代の探偵小説の原型ともされる本作を手に取り読了。 冒頭でチェスやチェッカー、ホイストを例に語られる「分析」の考え方に触れられており、単に複雑な計算をするのではなく、些細な情報を観察し、そこから相手の思考や状況を推測していくことこそ分析であるという考え方が示されている。これは、今日に至るミステリーにも共通しており、ミステリーの原型としての歴史を感じられた。 実際の推理でも、証言をそのまま受け入れるのではなく、複数の証言を照らし合わせ、食い違いや不自然さを見つけ出し、その犯行が本当に成立するのかを検討しながら可能性を絞り込んでいく。些細な事実を拾い上げ、そこから論理を組み立てていくデュパンの分析には、コナン・ドイルのホームズを思わせるものがあった。 一方で、証言や状況を一つずつ比較し、矛盾する可能性を排除しながら真相へ近づいていく展開には、アガサ・クリスティーをはじめとする後の本格ミステリーにも通じるものがあると感じられた。 「ここにはホームズにつながる観察と推理があり、ここにはクリスティーへと続く論理的な検証がある」といった、尊敬してやまないミステリー作家たちの萌芽がここにあると感じられたことに、読み進めるごとに興奮すら覚える。 結末としては、現代の本格ミステリーのような巧妙なトリックによる真相を期待していた分、意外な終わり方であった。しかし、物足りなさを感じたというよりも、むしろ当時のミステリーとしてはこのような真相を描いたこと自体に、歴史的な意味を感じた。 『モルグ街の殺人事件』は、単なる古典ではなく、「謎を提示し、観察と論理によって真相を導き出す」という、現在まで続くミステリーの面白さの原型に触れられる一作である。読みやすく、比較的短いので、ミステリーを読む人にはぜひ手に取ってもらいたい。
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アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの短篇ミステリ作品集『モルグ街の殺人・黄金虫 ポー短編集II ミステリ編(原題:The Murders in the Rue Morgue/The Gold-Bug)』を読みました。 エドガー・アラン・ポーの作品を読むのは久しぶり……以前読んだ...
アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの短篇ミステリ作品集『モルグ街の殺人・黄金虫 ポー短編集II ミステリ編(原題:The Murders in the Rue Morgue/The Gold-Bug)』を読みました。 エドガー・アラン・ポーの作品を読むのは久しぶり……以前読んだのは30~40年前かな、記憶になりですね。 -----story------------- 2019年はポー生誕210年! 史上初の推理小説。世界初の名探偵。 文豪によるミステリの原点が、鮮やかな新訳でいま甦る。 史上初の推理小説「モルグ街の殺人」。 パリで起きた残虐な母娘殺人事件を、人並みはずれた分析力で見事に解決したオーギュスト・デュパン。 彼こそが後の数々の“名探偵"たちの祖である。 他に、初の暗号解読小説「黄金虫」、人混みを求めて彷徨う老人を描いたアンチ・ミステリ「群衆の人」を新訳で収録。 後世に多大な影響を与えた天才作家によるミステリの原点、全6編。 ----------------------- エドガー・アラン・ポーの生誕200年記念して2009年(平成21年)に刊行された作品……『モルグ街の殺人』は『東西ミステリーベスト100』では海外篇の34位にランクインしている作品です。 ■モルグ街の殺人(The Murders in the Rue Morgue) ■盗まれた手紙(The Purloined Letter) ■群衆の人(The Man of the Crowd) ■おまえが犯人だ("Thou Art the Man") ■ホップフロッグ(Hop-Frog) ■黄金虫(The Gold-Bug) ■解説 巽孝之 ■年譜 面白いかどうか……というよりも、ミステリ作品の原典として読んでおくべき名作ですね、、、 1841年(天保12年)に発表された作品で、史上初の推理小説と言われており、天才的な探偵と平凡な語り手、結末近くでの推理の披露、意外な犯人像など、以後連綿と続く推理小説のジャンルにおける原型を作り出し、密室殺人を扱った最初の推理小説とも言われている『モルグ街の殺人』、 1843年(天保14年)に発表された作品で、宝の地図を元にキャプテン・キッドの財宝を探し当てるまでを描く冒険小説で、暗号を用いた推理小説の草分けとも見なされている『黄金虫』、 が特に印象的ですね……『黄金虫』は子どもの頃に初めて読んだのですが、英語の文章で最もよく使われるアルファベットはeであることや、英語の文章で最もよく使われる単語は「the」であることから、暗号を解読していく方法は、ずっと覚えていますもんね。 現代のミステリに比べると、物足りなさを感じる部分はありますが……この作品からミステリ作品の歴史が始まったんだと思うと感慨深いですね。
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古典海外ミステリーを語る上で、この作品を抑えない訳には参りませんよね!!! 世界で一番最初に書かれた推理小説が、このポー氏の「モルグ街の殺人」だと言われております。 様々な出版社から出ているのですが、たまたま本屋に新潮文庫の物しかありませんでしたので、私はこちらを購入致...
古典海外ミステリーを語る上で、この作品を抑えない訳には参りませんよね!!! 世界で一番最初に書かれた推理小説が、このポー氏の「モルグ街の殺人」だと言われております。 様々な出版社から出ているのですが、たまたま本屋に新潮文庫の物しかありませんでしたので、私はこちらを購入致しました。 まあ、結論から申し上げますと…うーん…笑ってしまいました。え?そう言うオチ?って言う(笑)。 しかしこの作品から刺激を受けた数々の有名作家さん達が、現在に至るまでの様々なミステリーの名作を生む事になった訳であり…。 例を挙げれば、本作に登場する没落名家出身の素人探偵「C・オーギュスト・デュパン」こそが、あのシャーロック・ホームズの原型となったキャラクターだそうで御座います。 我々読書家がホームズと出会えましたのはポー氏の御陰と言っても過言では無く、ポー氏には「良くぞ、書いて下さった!」と、拍手を送らせて頂きたく存じます!!!!!
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