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双調平家物語(1) 序の巻 飛鳥の巻 中公文庫
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双調平家物語(1) 序の巻 飛鳥の巻 中公文庫

橋本治(著者)

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双調平家物語(1) 序の巻 飛鳥の巻 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2009/04/25
JAN 9784122051430

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2026/04/11

▼亡くなられましたけれど、橋本治さんは「すごい作家だ」という認知をしています。しかしそれにしても、これは・・・・・すごかったです。 ▼「橋本治さんが、平家物語を書いたんだー 読んでもいいなあ」  と思ったら、文庫で全16巻なんです。それがまずすごい。それから「双調」という言葉...

▼亡くなられましたけれど、橋本治さんは「すごい作家だ」という認知をしています。しかしそれにしても、これは・・・・・すごかったです。 ▼「橋本治さんが、平家物語を書いたんだー 読んでもいいなあ」  と思ったら、文庫で全16巻なんです。それがまずすごい。それから「双調」という言葉がワカラナイ。調べたら、 名詞 ① 雅楽の音階である「十二律(じふにりつ)」の第六音。 ② 雅楽の「六調子(ろくてうし)」の一つ。①を主音とする調子。 だそうです。 だけど、それが分かってもさっぱり分らない(笑)。 まあそれでも読んでみよう、とあまり調べずに読み始めたら・・・・ 第1巻は、まるごとほぼ。 中国の秦とか唐とかの、王位帝位をめぐるどろどろの歴史物語なんです。 「えっ」 平家物語ぢゃないの?? ▼平家物語のあまりにも有名な序文、 「祇園精舎の鐘の・・・・・」 がありますが、アレ、読み進めていくと、 「中国の安禄山とかの例を見るように・・・・」 みたいに、古代中国の歴史に触れてるんですね。 平家物語の成立が鎌倉時代だとすると、中国史で言うと、恐らく「宋~元」の時代。その当時の日本のインテリ(ほぼ、僧や貴族でしょうが)が読んでいる中国の史書に書かれている内容ですね。  橋本治さん的には、「ここから始めなきゃだめっ!」という思いがあったんでしょうね。 ただ、もう、第1巻は平家の「へ」の字も出てこない(笑)。 ほぼほぼ、唐の玄宗皇帝~楊貴妃~安禄山の長い長いものがたりが占めています。で、それはそれでこちらは不勉強なので、「へえ~」も含めて読み物として面白い。 ▼橋本治さんは、けっこう大胆に、人物の心情に踏み込んで、断定的に小説として仮定して、物語っていきます。正直言ってその文体はけっこうくどい(笑)。でも分かりやすい。とにかく心情で押して行ってくれるので、歴史書を読んでいるような乾燥した感じはまったくありません。エゴ、欲、孤独寂しさ、そういったものの渦巻くスーパードロドロメロドラマです。おもしろい。 ▼ようやく、安禄山あたりの物語が終わったかと思ったら・・・・今度はどうやら「飛鳥編」。これが第2巻になだれこんでいきます。つまり、キーワードは「栄枯盛衰」。飛鳥編は、要は「橋本治が語る、飛鳥時代史。古代皇室と蘇我家の栄枯盛衰の物語」。うーん、おもしろそう・・・・ だが、何巻になったら、平清盛とか出てくるんだろうか・・・・!

Posted by ブクログ

2013/06/02

壮大な歴史絵巻、開幕の書。 権力と栄華にとりつかれた人間の物語。 期待を持たせる第一巻。この先の展開が楽しみ。

Posted by ブクログ

2012/01/14

大河ドラマ「平清盛」とは関係なく、平家物語に関心を持ち、解説本等をいろいろと読んでいるうちに、この作品に出会いました。 全16巻で、初めは原典の現代語訳をもとに橋本治が発展させた作品かなと思いましたが、第1巻をパラパラとめくってみると、冒頭にこそ「祇園精舎の鐘の声には」とあるも...

大河ドラマ「平清盛」とは関係なく、平家物語に関心を持ち、解説本等をいろいろと読んでいるうちに、この作品に出会いました。 全16巻で、初めは原典の現代語訳をもとに橋本治が発展させた作品かなと思いましたが、第1巻をパラパラとめくってみると、冒頭にこそ「祇園精舎の鐘の声には」とあるものの、その後はどうも平家や源氏とはあまり関係ないことが続いていて、「?」と思ってしまいます。 しかも、18ページからは古代中国の秦の時代の話が始まります。 そして、ようやく日本に話が戻るのが285ページ。しかし、それは「飛鳥の巻」と題された章で、蘇我蝦夷や中臣鎌足の名前がでてきたりします。 背表紙の解説によれば「これは、『栄華』という幻想に憑りつかれた男達の物語である」とあります。 読み進めていくと、かつて日本史の授業で出てきた懐かしくもどんな人だったかは覚えていない名前が次々と出てきます。いや、それ以上に全然知らない人物が数多く登場しますが、次第に平家物語につながる何かが見えてくる作品です。 平家物語のことを考えるとき、それまでの歴史の中での男たちのドラマと、またそこに関わる女たちのドラマを、この作品を通して知ることで、さらに深い人間の真実が見えてくるのかも知れません。 そんな期待を抱きながら、平成24年1月現在、第5巻まで読みました。 日本史の知識がそれなりにないと、ちょっと読み進めるのは辛いと思いますが、平家物語に関心のある方には是非おすすめです。

Posted by ブクログ

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