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日本を滅ぼす「自分バカ」 PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2009/04/17 |
JAN | 9784569709536 |
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日本を滅ぼす「自分バカ」
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「自分」というものがあるから生きていける。夢と希望の源泉。でも、その一方で、同じ「自分」が厄介の根源ともなる。品格ブームとうらはらに、自分さえよければ他人なんてどうでもいい という風潮が。モンスター、クレーマー、ネットいじめ・・・。好き勝手に生きたいだけの「自分病」。自分病に陥らないためには: 本能(自然)と理性のバランス、人間としての自我、民俗的(文化的)自我=国民性、個人的自我(個性)について説明されています。論旨はわかりますが、難しい話でした。勢古浩爾「日本を滅ぼす自分バカ」、2009.5発行。
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誰も彼もが「自分」に酔っていると著者はいいます。現代の日本は、尊大な「自分様」たちの百鬼夜行の相を呈しており、ひたすら「自分らしさ」を追い求める者、周りの迷惑を顧みず「自分は正しい」とわめく者、こんな「自分」に誰がしたと食ってかかる者、等々といった「自分様」たちの姿を、さながらア...
誰も彼もが「自分」に酔っていると著者はいいます。現代の日本は、尊大な「自分様」たちの百鬼夜行の相を呈しており、ひたすら「自分らしさ」を追い求める者、周りの迷惑を顧みず「自分は正しい」とわめく者、こんな「自分」に誰がしたと食ってかかる者、等々といった「自分様」たちの姿を、さながらアホの見本市のごとく並べた本です。 初めのうちはおもしろく読んでいたが、いい加減くどすぎると感じました。「だから何なの」と言いたくなってしまいます。 それでも、著者の考えが愚直なほどまっとうだということは、認めなければならないように思います。誰も彼もが誇大な絵空事の「自分」を押し付けあっていますが、世界のどこに行っても通用する「自分らしさ」を作るに方法は、(1) 考えること、(2) 実行すること、(3) ひとつのことに十年間打ち込むことの3つだと著者は言います。自分は「みじめだ」とか「さびしい」とか「負けた」とか「だれもわかっちゃくれない」と追い込むのではなく、「みじめ」とはどういうことか、「みじめ」だからなんなのかと考え、「よし、こうしよう」と決心したら、少しでも実行し、実行できなかったらなぜできなかったのかをここでも考えることを、著者は提案しています。そして次に著者は、継続することの重要性を指摘します。もし挫折してしまったら、そこからまた立ち上がればいいとも述べています。それでもまた挫折するかもしれませんが、そのつど限界点が延びていきます。そして、この3つを他者との関係のなかでおこなうことが忘れられてはならないと、著者は述べます。 これはたしかにその通りとしか言いようがありません。これに比べるならば、世間の「自分らしく生きたい」という声など、洟を引っ掛けるにも値しないだろうと思います。そして、どこまでもまっとうなだけの本書は、やっぱり少しばかり退屈に感じてしまいます。もちろん、本書がおもしろいだの退屈だのとあげつらうことは、まっとうに生きることに比べれば瑣事にすぎないのでしょうが。
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文字通り、自分に拘る人たちについて綴った一冊。 分析というよりは勢古浩爾のエッセイという感じ。
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