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三人姉妹
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/04/22 |
JAN | 9784103144311 |
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三人姉妹
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商品レビュー
3
31件のお客様レビュー
なんてことない、3人姉妹の末っ子が主人公で出戻った姉にぶうぶう言ったり自身の恋に悩んだり。 どんな時でも姉にばれて面倒くさい思いをしたり、助けられたり、兄弟姉妹は家族の中でも少し特別感があると思える。 3人姉妹が可愛くて楽しそうで羨ましくなった。
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上から亜矢、真矢、水絵の三姉妹のお話。こういった日常ものって割と好きで、本作もよかったのだが、後半、水絵とその彼氏である右京くんとのお話に集約してしまい、やや残念。頼りない右京くんと、フリーターでこれまた頼りない水絵との関係のほうが作者は面白く感じたのだろうか。
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本全部が「三人姉妹」をテーマに書かれたものと思って読んでいて、それにしては一人ずつに際立った個性があるわけではなく、末っ子の恋愛うじうじ話ばっかりだなあ… と。 読み終わってやっと気付いた。 短編集によくあるように、収録作品の中のタイトルの一つが、本のタイトルになっていたのでした...
本全部が「三人姉妹」をテーマに書かれたものと思って読んでいて、それにしては一人ずつに際立った個性があるわけではなく、末っ子の恋愛うじうじ話ばっかりだなあ… と。 読み終わってやっと気付いた。 短編集によくあるように、収録作品の中のタイトルの一つが、本のタイトルになっていたのでした。 ぜんぶ水絵の話で、水絵は三人姉妹なわけだから、勝手に感違いしていました。 家庭に大きな事件や秘密があるわけではなく、末娘の水絵が、フリーターしながら学生時代からの仲間と自主制作映画の製作にはげみ、 こちらから告って付き合い始めた男の子のことを、『本当は惰性で付き合ってるんじゃないか』『私のこと、本当は好きじゃないんじゃないか』 『このままフリーター続けたら、家族の当たりがキツくなるんじゃないか』 などと、延々と、淡々と考えつづけるお話だ。 お、これから面白くなりそう!(ヒロインの水絵的に) と思ったところで終わってしまった。 しかし… 面白くなってしまっては、この本的にはまずいのかもしれない。 なにも成し遂げなかった、何も残らなかった日々だからこそ、後で振り返ったらキラキラして見えるんじゃないか、びびちゃんが、そんなことを言っていた。 形のあるものを残してしまうと、あとでそれを見て、「つまらない」と感じておしまい、と。 あ、目からウロコかも。 何も残っていなかったら、美化することも可能なんだな… 美化する云々は、私が勝手に思ったことですが… とにかく、末娘水絵の、何も残さずに消えて行った若い日々…それを描くのがこの本なのだ。多分。 残らないものこそが美しい、というのが大島さんの考え方なのだろうか。 『空に牡丹』も思いだす。 しかし、無個性とも言える三姉妹だった。 読み始める前にタイトルから想像をたくましくした、姉妹同士のドロドロな葛藤は無かった。 (変な妄想して申し訳ない) びびちゃんの方が印象的だし、長女の嫁ぎ先の小姑・雪子さんはかなりキョーレツだ。 そして、男性陣の方が生き生きと描かれ、リアルで「あるある」な感じもした。
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