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はじめて学ぶ 色彩と配色
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 永岡書店 |
発売年月日 | 2009/04/01 |
JAN | 9784522426104 |
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はじめて学ぶ 色彩と配色
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商品レビュー
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色彩検定3級の参考書。著者は専門学校や企業向けのセミナーで講師を務める岡村美智さん、有本祝子さんの二人。両人とも河原英介色彩研究所で色彩を学んでいる。色の本質、色の整理分類、色の名前、混色、色の心理効果、色の見え方、配色、色彩効果、環境と色彩という構成がとられている。 色の本...
色彩検定3級の参考書。著者は専門学校や企業向けのセミナーで講師を務める岡村美智さん、有本祝子さんの二人。両人とも河原英介色彩研究所で色彩を学んでいる。色の本質、色の整理分類、色の名前、混色、色の心理効果、色の見え方、配色、色彩効果、環境と色彩という構成がとられている。 色の本質では、色が見える原理を光学的な観点から説明してある。可視光線や目の仕組みなどが解説してある。 色の整理分類では表色系について解説してあった。この本では主にPCCSの表色系が紹介されている。表色系は色を分類し整理するほか、配色の計画で色を選択・参考する際に役立つ。色相環や明度と彩度で分類するトーンの説明がされている。PCCS以外の表色系であるマンセル、オスワルト、XYZについても触れてある。 色の名前では色の名前の種類について説明してある。色の名前の種類は基本色名、系統色名、固有色名、慣用色名について説明がされている。 混色では、色光の三原則である減法混色と色料の三原則である加法混色について説明されている。他にも色のついた駒を回した際に見られる継時加法混色や、色の違う糸で編んだ布を遠くから眺めた際に見られる併置加法混色についても紹介されている。 色の心理効果では色を見た時の印象について説明がされている。色から感じられる寒暖、重い軽い、硬さと柔らかさ、派手や地味、遠近、膨張や縮小といった印象について書かれていた。 色の見え方では色同士の関係性によって起こる心理的な錯覚について幾つか紹介されている。色の対比によって起こる錯覚は継時対比と同時対比があり、前者は先に見た色の影響を受けて後に見た色が変わって見え、後者は同時に見る場合に影響を受けて色が変わって見える。色の三属性ごとに起こる色同士の対比によって生じる、明度対比、彩度対比、色相対比の他、陰影対比、縁辺対比などについても触れてある。また色の同化や錯覚についても紹介されている。 配色では色彩調和やいくつかの配色方法が紹介されている。同一色相、隣接色相、類似色相、中差色相、対照色相、補色色相といった色相を使った配色方法や、トーンを使った配色方法が紹介されている。配色方法以外に技法としてアクセントカラーやセパレーション、グラデーションなどについても説明がされている。 色彩効果では色彩を用いた効果的な技法が紹介されている。基本的な図の色と地色や、リズムをつけるのに使う色の反復を利用したリピテーション、色の明度差をつけるコントラスト、光の当たり方で立体的に見せる方法、遠近感を表現する方法が紹介されている。 環境と色彩では各産業分野の配色知識について紹介してあった。 色彩検定の学習に使うテキストだけあって、色彩や配色に必要な知識を建設的かつまんべんなく理解することができた。この本を読んだのはWebの配色に関する基礎的な知識を知るのが目的だった。PhotoshopやIllustratorでの色づくりやWebで配色をする際の基礎知識を知ることができた。目的は達成したように思う。良い本だ。
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3級の内容を非常に丁寧に勉強していく本。検定合格の為の暗記だけではなく、理解出来るように配慮してくれているので本当に分かりやすいです。 公式テキスト前の教科書導入として良さそうです。
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